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『パディントン3』また高評価、Rotten Tomatoesで92%発進 ─ シリーズ全作90%超えの愛されぶり

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くまのパディントンが繰り広げる大冒険を描く『パディントン』シリーズ第3作『パディントン・イン・ペルー(原題)』が、2024年11月8日に英国で公開された。米レビューサイトでは、またも好調な批評家スコアをつけている。

本記事時点におけるレビュー数は25件で、92%という高スコアでスタート。75%以上の好記録を意味する“Certified Fresh(新鮮保証)”のトマトマークが付与されている。

高評価レビューには、「ベン・ウィショーとオリヴィア・コールマンの見事な演技のおかげで、このジャングルへの旅はシリーズの温かな楽しさを十分に保っている」()「3度目でも、他人に歓迎される小さなクマの物語は魔法のようだ」()「『パディントン・イン・ペルー』は弾むような楽しさがあり、文句なしに笑顔が浮かぶ作品で、誰でも楽しめるだろう」()といった批評が見られる。

第1作『パディントン』(2014)の批評家スコアは97%で、『パディントン2』(2017)は99%という、ほぼパーフェクトスコアを現在もキープしている。シリーズものは回を重ねるごとに評価が下がりやすい傾向にあるが、『パディントン』は3作連続で90%以上のスコアを記録。老若男女問わずに楽しめる感動とユーモアが大きな魅力で、そのクオリティは3作目にも期待できるようだ。

『パディントン』は、人気児童文学「くまのパディントン」を実写映画化したシリーズ。第3作では、パディントンがロンドンで一緒に暮らしているブラウン一家と一緒に故郷ペルーへ里帰りし、行方不明になったルーシーおばさんを探すためにジャングルの奥地へ向かう展開となる。

第3作には声優として、パディントン役でベン・ウィショー、ルーシーおばさん役でイメルダ・スタウントンが続投。父ヘンリー・ブラウン役でヒュー・ボネヴィル、娘ジュディ役でマデリン・ハリス、息子ジョナサン役でサミュエル・ジョスリン、バード夫人役でジュリー・ウォルターズが復帰。ブラウン夫人役は前2作のサリー・ホーキンスに代わり、『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)などのエミリー・モーティマーが演じる。

新キャストとして、修道女役で『女王陛下のお気に入り』(2018)でオスカーを受賞したオリヴィア・コールマン、船長のハンター・カボット役で『アンチャーテッド』(2022)などで知られるアントニオ・バンデラスが参加。前2作の監督・脚本を務めたポール・キング監督は、原案・製作総指揮として復帰。新監督として、MV・CM出身のドゥーガル・ウィルソンが起用された。

なお、『パディントン』シリーズは第4作に加え、新テレビシリーズの企画が進められていると報じられ、クマさんユニバースがだ。

『パディントン・イン・ペルー(原題)』は英国で公開中。米国では、2025年1月17日に公開スタート。日本公開予定は不明。

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