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松田町・寄村合併70周年 記念芋焼酎「710(なないちまる)」誕生 目指すは町の特産品

タウンニュース

新発売の芋焼酎「710」

1955年に当時の松田町と寄村が合併し現在の松田町となり、4月1日で70周年を迎える。これに合わせ、寄産のサツマイモ「紅はるか」を使った記念の芋焼酎「710」(なないちまる)が販売される。

合併70周年という節目をさらに町を盛り上げる機会にしようと、町では記念事業準備委員会、記念商品をつくる会などが立ち上がり、昨年から準備が進められていた。

事業の一つが寄産のイモを使った芋焼酎づくりだ。全国的に人口減少や少子高齢化、地域経済の衰退といった問題が顕在化する中で、地元の農産物で新たな特産品をつくることで、町のプロモーションや活性化につなげたいという狙いがある。

畑があるのは、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい傾斜地。昔から美味しいイモが収穫されることで知られていた。寄地区の長谷川和明さん、記念商品をつくる会の井上和保さんらを中心に検討を重ね、紅はるかを使用し、焼酎づくりに適した黒麹で仕込む方向性が決定。企画からイモの生産・収穫には多くの町民らも協力。昨年10月に醸造所へイモを納品し、このほど商品が完成した。

商品名の「710」は、松田と寄を結ぶ県道の番号からとったもの。「この町を未来へつなぐ、そんなメッセージが込められています。継続して製造販売できるような商品に育てていきたい」と井上さん。長谷川さんは「商品を通して松田町のことを知ってもらい、来てもらいたい」と期待を寄せる。今年度は1800本程度生産される。価格は税込1782円。取扱店舗は次の通り。▼片岡酒店(松田町松田惣領1934)▼島村酒店(同1774)▼中沢屋(同1259)▼丸愛酒店(同1230の1)▼ワイン&フーズヨコヤマ(松田町寄470の1)

完成した商品を前に笑顔の井上さん(左)と長谷川さん

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