<月イチで帰省!>義実家に無理をして訪問。孫たちの反応は…「もうヤダ〜!」本音バクハツ【まんが】
私はサワコ(45歳)。夫のヒトシ(50歳)とカスミ(高校3年)とスミレ(高校1年)と生活しています。 今から20年前、夫のヒトシの家で結婚の挨拶を済ませた際、サラリととんでもない約束を義両親と交わしてしまったことを思い出しました。いまさらですがとても後悔しています……。
娘たちの部活などの事情を話し、私たち夫婦だけで義実家に行ったり、夫だけが顔を出したりすることもありました。 しかし義両親は娘たちが顔を出さないことに納得できないようです。そしてついに、義両親からのお呼び出しが……。
「結婚のときに約束しただろう!」という義両親。義父と義母は子どもの成長やわが家の生活環境の変化を理解してもらえません……。 仕方ない、と部活帰りで疲れているであろうカスミとスミレを連れ、義実家にほんの少しでも顔を出すことに。義両親たちの不満をなんとか抑えていました。
義父と義母は「上がっていきなさい」と言ってくれますが、こちらとしては明日も学校があります。はやく早く帰宅をしないと、子どもたちの生活に影響が出てしまうのです。
カスミもスミレも高校生にあがり、祖父母に会うことをだんだんと面倒くさがるようになってしまいました。娘たちも年頃で、そう感じるのも仕方がないと思うのです。 それに高校生になると、おのずと行動範囲や交友関係が広がります。部活をしたりバイトをしたり、友だちと過ごしたりしているほうが楽しくなるのは自然なことでしょう。
義母の言いなりになる夫!平日夜の帰省はツラいとわかって!
そんなある日、義母から夫にメッセージが届きます。「この頃ちっとも顔を見せに来なくなったけれど何かあったの?」という連絡。夫は真に受けてアレコレ言ってきまます。苛立ちが募る中、カスミが思いを伝えてきました。いままで言えずにいた本音がどんどん出てきます。
結婚して20年が経った今、月に1回は顔を見せに来るよう口酸っぱく言っていた義両親の真意を夫が明かしたのです。 その真相とは義父と義母がご近所さんたちに「息子家族が遊びに来ることを自慢したかったから」というくだらない理由からなのでした……。孫の顔が見たいわけでも、寂しいわけでもなく、ただ自分たちの私利私欲を満たすためだけに私たちを呼んでいたとわかり、私も娘たちも開いた口がふさがりません。
夫が隠していた真実に唖然。義両親が私たちを家に呼ぶ理由とは
以前、「よかったら今月はわが家に遊びにきませんか?」と義父たちを招待したとき、拒まれたワケもはっきりしました。 カスミとスミレは、祖父母が会いたいと言ってくれるのなら……と、部活やバイトでどれだけ疲れていても会いにいっていたのに! その思いを踏みにじられた気がして、怒りを通り越して呆れてしまいます。 夫も夫です。50歳過ぎても、家族ではなく親の意味の分からないお願いを聞いていたなんて。
図星を突かれた夫はなにも言い返せない状態です。
昔から親のいいつけを絶対とし、おりこうさんに守ってきた夫ですから、カスミとスミレがここまで言っても、きっと夫は義母と義父に意見するのは難しいはず……。夫は頼りにならないと判断し、女3人で義両親と話し合うことにしました。 あの2人のことなので、ちょっとやそっとでは動じないはず。どんなことを話したら義父と義母が納得してくれるのかを車内で相談しながら義両親宅へ向かいます。 大好きな孫からのお願いとあれば、わかってくれるでしょう。
「お願い、わかって」娘たちのズバリな発言でスッキリ解決!
私に続いて、カスミが胸の内に秘めていた気持ちを義父と義母に話します。
カスミの大声で起きたスミレが、寝ぼけまなこで話し出しました。
娘たちは夫から聞いた話をそのまま義両親にぶつけだして内心焦りましたが、ズバリな意見に義父も義母も動揺しているようでした。その日は「また来月、必ず会いにきなさい」とは言われなかったので、カスミとスミレからの言葉は効果てきめんだったのでしょう。
ちょっと言いすぎたかな……と心配にはなりましたが、私たちができることはやったので、このあとの義両親とのやりとりは夫にバトンタッチです!
念押しのために夫から義母へ、「お正月やお盆など、まとまったお休みがあるときや家族の都合があうときに会いに行く」と伝えてもらいました。 この一件で夫も反省したのか、義両親となにか予定をたてるときはまず家族である私たちに相談してくれるように。当たり前のことだと思うのですが、わが家にとっては大きな一歩だと思っています。