Yahoo! JAPAN

春特有のチャンスを逃すな!「ホタルイカパターン」でねらう大桜ダイ!

WEBマガジン

春特有のチャンスを逃すな!「ホタルイカパターン」でねらう大桜ダイ!

春といえばノッコミシーズンということで、大型マダイねらいの期待も高まるシーズン。私もこの時期は、主に敦賀沖~三国沖で大ダイねらいのタイラバゲームを楽しみにしています。
春になるとこのエリアにはホタルイカが入ってくるのですが、ホタルイカを捕食している時期はガツガツと荒食いするので、大ダイはもちろん、数もねらえる絶好のチャンス! お待ちかねの「ホタルイカパターン」が開幕といった具合です。
ぜひこの絶好のチャンスに、春の大ダイをキャッチしちゃいましょう!

春特有!?「ホタルイカパターン」とは何なのか?

敦賀沖~三国沖には春になるとホタルイカが入ってきます。マダイはこのホタルイカが大好物! 時期によっていろんなベイトを捕食するマダイですが、ホタルイカがベイトとなると捕食テンションが一気に上がり、バクバクと荒食いするようになります。大型も混ざって数釣りも期待できるので、ホタルイカが入りだすと「いよいよ荒食いのホタルイカパターン突入!」と、釣り人としても待望のシーズンとなるわけです。
荒食いするのでビギナーにも釣りやすい時期ですよ。

そんなホタルイカパターンでキモとなるのは「グロー系」のカラー。また、タコベイトトレーラーワームも有効です。そんなわけでグロー系を意識しつつ、ヘッドやネクタイをセレクトしましょう。

愛用しているフリースライドシリーズのネクタイ・ヘッド、トレーラーワーム

荒食いシーズン突入!


ホタルイカパターンでねらう大ダイ!

さて、昨年満喫したホタルイカパターンの釣行を参考に、この時期の釣りパターンや釣りの醍醐味を見ていきましょう!

この時期は、朝マズメから大忙し!!

開始早々キャッチした1枚

お世話になったのが、敦賀の竹宝丸さん。「ホタルイカパターンのチャンスタイムは朝マズメ」といわれる通り、開始すぐからあちこちでロッドが曲がり、私も早速本命をキャッチ! まずは50cmほどのキレイな桜ダイが来てくれました。
無風・潮なしというタイラバには不向きな条件でしたが、朝マズメ&ホタルイカパターンのおかげで続々とヒットが出ていました。

好調だったタイラバセッティング。フリースライド VSヘッド スクイッドグローと、フリースライド ネクタイフックセット ストレート&カーリー ダークサイドブラックに、タイラバ用ワームを装着しました

そして、釣れたマダイからは、たくさんのホタルイカが吐き出されることもしばしば。たんまりとホタルイカを食べていて、まさしくホタルイカパターン真っ最中のようでした。カラーはやはりグロー系。なかでも「ブルーグロー」に好反応! そして細長いシルエットのタイラバにも反応がよかったようです。

開始すぐからバタバタとヒットが続いていましたが、万一ライントラブルなどでこのタイミングを逃すとリズムに乗れず…、1人取り残されてしまうこともあります。なので、開始前にしっかりタイラバのセッティングを確認しておくのも大事ですね。

待っていました大ダイ!

この日は朝マズメが落ち着いたあとも、無風のままで船は流れませんでしたが、魚探にマダイらしき反応が映ると、その度に誰かにヒットがあるといった状況。私も1枚目と同じくらいのサイズのマダイを追加しました。

その後、竹腰船長からの「浮いたところに反応あるよ! 下から30mは巻いてみて!」というアナウンスのあと、その通り30m巻き上げたところでゴンゴンゴン~とヒット! 「食いは浅いことが多いから早アワセは禁物!」とのことだったので、アタリがあってからもそのまま巻き続けました。そして、魚が走りだして「ジーーー!」とドラグが出るようになってからロッドをグインと持ち上げ、しっかりとアワセを入れました。
すると…、走る! 走る~! 引きの強さ、重量感からサイズアップ間違いなし! ハラハラドキドキのこの時間がまた楽しいですよね。「バレませんように!」と祈りながら慎重に、かつ、巻けるときはどんどん巻いて上げてくると、「ボーン!」と浮いてきました! やりました~!! 78.5cmの大ダイをキャッチです!

ハラハラドキドキしながらも、ホタルイカパターンで釣れた78.5cmの大ダイ! 嬉しい~!!この時期特有のセッティングやテクニックも駆使して!

後半、風が吹いて船が流れるようになると、さらにアタリも増えてきました。タングステンヘッドをメインに使いながら食べごろサイズを2枚追加でき、大ダイを含めて5枚の釣果! 存分にホタルイカパターンを満喫できました。

後半のタイラバセッティングは、ヘッドをフリースライドTGヘッドに!

ちなみに、この時期はマフグがかなり多く、邪魔されることもあります。マフグはタコベイトやワームといったアピールの強いカラーに反応が早く、たちまちかじられてしまうので、マフグ対策にはあえてアピールを抑えたセッティングがよい場合もあります。

マフグ対策にはアピールを抑えたタイラバセッティングがグッド

さらに、アタリが落ち着いたときなどはとくに、巻き上げの速さを変えて探ることも大事です。ホタルイカパターンでは速巻きに反応がよいことが多いのですが、その日の巻き速度のパターンを早く見つけると、より釣果につながります。
そして、まず底を取ってからの巻き上げが基本のタイラバではありますが、落ちているタイラバをマダイが追っかけていることもあるので、見切られないようにボトムタッチから素早く巻き始めることも大事ですよ。

といった具合に、昨年のノッコミシーズンには「ホタルイカパターン」攻略のキモとなる、グロー系のカラーやトレーラーワームを効果的に使うことで、大ダイも混じりつつ数釣りを楽しむことができました。その時々のベイトにより、効果的なカラーやネクタイの形状などをチョイスするのもタイラバの面白いところ。タイラバセッティングのセレクトも楽しみながら、これからねらえる春の大ダイにチャレンジしてみてください。

それでは、みなさんが毎日笑顔でハッピーに過ごせますように☆

釣り上げた大ダイはもちろん美味しくいただきました~

釣り・アウトドア好きな一般ライターさんを強力募集中!!
詳しくはコチラ!

レポーター

プロフィール:萩原 香
三重テレビ「フィッシングポイント」レポーター /三重県在住
好きな釣りは、イカメタル・タイラバ・ジギング・太刀魚テンヤ・磯グレなどなど、それぞれ面白さがあって釣りはなんでも好きです♪ 釣った魚を美味しく食べることも大好き! 釣りを始めてからお魚もさばけるようになりましたよ♪

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【ひとくち食べたら止まらない!】爽やかブルーベリーの誘惑レシピ♪気づけば100枚ペロリ!?

    BuzzFeed Japan
  2. 【UNIQLO】40歳からの「デニムジャケット」垢抜けコーデ3選「休日コーデにも」「無限に楽しめる」

    saita
  3. 花江夏樹さんがまさかの爆睡!? 『声優と夜あそび 木【浪川大輔×花江夏樹】#37』は伝説級の“泥酔”夜あそびに

    PASH! PLUS
  4. 「六甲山アスレチックパークGREENIA」夏に新エリア『Mt.Kingdom』ができるみたい。フィッシャーズ監修

    神戸ジャーナル
  5. スウェットシャツの基礎知識。【各部名称編】

    Dig-it[ディグ・イット]
  6. 「春うらら小倉てくてくスタンプラリー」開催 旧小倉市制125周年を記念【北九州市小倉北区・小倉南区】

    北九州ノコト
  7. ひっそりじっくり愛でていたい、おじいちゃんみたいなスニーカー

    Dig-it[ディグ・イット]
  8. 【12星座エレメント占い】S?M?N?A?あなたの属性は?

    charmmy
  9. 【新潟駅特集・にいがた 海鮮家】鮭が飛ぶように売れる鮮魚店|CoCoLo新潟 1F EAST SIDE

    日刊にいがたWEBタウン情報
  10. 田んぼで観察できる<小さな生きものたち>3選 水辺を覗くと広がる小さな世界

    サカナト