1500人超のママが回答!自分が寝込んだとき旦那さんは家事育児してくれる?<ママのリアル調査>
感染症が猛威をふるう季節。日々、どんなに家族の健康に気をつけていても、ママ自身が体調不良に見舞われることもあるものです。多少の体調不良であれば、乗り切ってしまう! というママも少なくないかもしれませんが、寝込むほどとなればどうでしょう? 旦那さんのサポートはあるのでしょうか。そこで今回ママスタセレクトでは「自分が寝込むほど体調が悪いとき、旦那さんはどのくらい家事・育児に協力してくれますか?」というアンケートを実施しました。選択肢には「仕事を休んで協力してくれる」「仕事は休めないけど、朝や帰宅後協力してくれる」「協力してくれない」「その他」の4つを設定。1,500人を超えるママたちが実態を聞かせてくれました。
ママがダウン!旦那さんの協力は……?
アンケート結果では「仕事は休めないけど、朝や帰宅後に協力してくれる」と答えたママが58.4%と半数を超え、もっとも多い結果となりました。
『なるべく早く帰宅して、子どものご飯やお風呂やってくれる』
『残業せずに帰ってきてくれて、ご飯作りから片付け、明日の準備までやってくれました!』
など、帰宅を早めて家事育児に奔走してくれる旦那さんの姿が多く聞かれました。 また「仕事は休めないからと、夕飯の支度をしてから出勤してくれた」という旦那さんもいます。普段元気なママが倒れるのは非常事態でしょう。ここはパートナー&パパとしての力の見せどころ。無理しすぎて共倒れになるのは禁物ですが、朝に夕にと頑張ってくれる心強い旦那さんは少なくないようです。
仕事を休んで協力してくれる旦那さんは6人に1人?
朝や帰宅後にサポートするだけでなく、「仕事を休んで協力してくれる」という旦那さんもいます。その数、15.6%と6人に1人の割合です。
『仕事を他の人に代わってもらって、家事育児すべて引き受けてくれました。感謝です』
『仕事を休んで、娘の世話と私のご飯も作ってくれ、家事も完璧にこなしてくれた』
仕事を休んで協力する旦那さんに共通していたのは、家事・育児が完璧にこなせる、という点です。ママの代わりが十分にできるスキルをもっているということでしょう。
『私がダウンしたとき、子どもたちを連れて外に出かけてくれた』
元気なお子さんが自宅にいると、なかなか休まりません。たとえ数時間であってもゆっくり寝かせてくれるのはありがたいですね……。
ママが倒れるとパパも倒れる?
一方で「協力してくれない」と答えたママは17.9%に。なかでも目立ったのが、「じつは自分も具合が悪い」と言い出すケースです。
『だいたい向こうも寝込んでる』
『「俺も体調悪いかも……」と言い出す。ただ家事がしたくないだけ!』
まるで笑い話のようですが、どうやら本気でそう主張する旦那さんは少なくないようです。悲しいやら呆れるやら……ですね。
『大丈夫? のひと言もなく自分にうつったら困ると自室に篭りきり。子どもの面倒もみてくれない』
『仕事帰りにゼリーと飲み物を買ってきてと頼んだのに「行くのは面倒」と言って買ってきてくれなかった』
ここまでくると、将来にわたって恨まれそうです。
職場や子どもの協力に救われたママも
その他を選んだママは8.0%。なかでも驚くような“いい話”も寄せられました。
『0歳児の娘を連れて出社してくれました! 子連れ出社を許可してくれた会社にも感謝』
乳児を連れて出社してくれた旦那さんも見事ですが、それを受け入れる体制を整えている会社も素晴らしいですね。
『自分が寝込んだら子どもたちが頑張ってくれます!』
頼もしいお子さんたちで何よりです! もはや旦那さんは頼りにならない、ということかもしれませんが……。
旦那さんのサポート内容には個人差が大きい。改善できることは?
全面的、部分的を問わず、ママが倒れたときに「協力する」旦那さんが74%と約7割に達するとわかった今回のアンケート。「感謝している」というママたちの声も多く、概ね満足しているようです。ただし、そのサポートの内容や質には個人差が大きいこともみてとれます。
『ご飯は買ってきてくれるけど、子どもたちが食べられないものだったりする』
『協力はしてくれるけど、すべて私の指示のもと。指示がなければ何もできない』
より充実した旦那さんからのサポート体制を整えるためにはどのような工夫ができるでしょうか。
1:具体的な希望を伝える
サポートが必要な際には「子どものお風呂と寝かしつけをお願い」「何と何を買ってきて」など、具体的な希望を伝えるのが良さそうです。
2:スキルを向上させる
旦那さん自身が「できないからやらない」とならないように、普段から家事や育児を一緒に行う機会を増やすことも大切でしょう。元気なときは何でもママが一手に引き受けてしまうことが多いもの。けれどあえて「洗濯物はこう洗って干しているから」「子どものお風呂はこうしてほしい」など、一緒にやりながら覚えてもらう努力も必要かもしれません。
『うちはご飯の支度や片付けだけでなく、掃除などの家事も完璧にこなしてくれる』
ここまでいくには、一朝一夕にはいきません。できることからコツコツと、ですね。
3:職場環境の改善を求める
核家族が増え、夫婦だけで子育てをしている家庭も多くあります。ママが倒れたら頼れるのは旦那さんだけ、という家庭もあるでしょう。男性も在宅勤務や半日休暇・短時間休暇が取得しやすい職場環境になることを目指して、社会全体で考えていきたいものです。
4:夫婦間の役割分担を見直す
平常時から「家事育児」の基本タスクを夫婦で分担・理解しておくと良さそうです。日常的に分担ができていれば、ママの緊急時にもお互いにとってさほど負担は増えないはずですから……。
家庭ごとの状況にあった方法を模索して
旦那さんのサポートの内容や個人の質を解消するには、夫婦間のコミュニケーション、社会や職場の環境改善など、多角的なアプローチが重要になってくるでしょう。家庭ごとの状況にあった方法を取り入れることで、どんな事態であっても安心できる家庭を築いていけるのではないでしょうか。
【アンケート概要】
総回答数:1,555票
調査方法:インターネット
調査月:2025年1月
調査・分析:ママスタセレクト編集部