麻生区在住・岡洋之さん フットゴルフでアジアV 男子シニア団体戦
麻生区上麻生在住の岡洋之さん(51)=人物風土記で紹介=が、9月24日から27日までマレーシアで開かれた「フットゴルフアジアカップ2024」に、男子シニア日本代表メンバーとして出場し、国別対抗の団体戦で初優勝に貢献した。
フットゴルフは、サッカーとゴルフを融合させたスポーツ。通常のゴルフコースの半分程度の距離をラウンドし、自分の足をクラブ代わりにしてサッカーボールを蹴り、カップに入れるまでの回数を競う。2009年にオランダでルール化されて欧米を中心に普及し、日本では14年に本格的に導入された。
6年ほど前にフットゴルフを初めて体験した岡さんは、幼少の頃から励んだサッカーとプレーに共通する部分もあって、競技にのめり込んだ。徐々にスコアを伸ばし、46歳以上のシニアカテゴリーで日本代表に選ばれるまでになった。
コロナ禍の影響で5年ぶり4回目の開催となったアジア杯は、個人戦と団体戦が行われた。
今回から創設されたシニア団体戦では日本、マレーシア、中国、台湾が総当たりで予選を戦い、日本は2勝1敗で2位通過を決めた。決勝は予選で苦杯をなめたマレーシアとの再戦。「チームの勝利のため、自分にやれることをやり切ろう」と臨んだ岡さんは、堅実なプレーでチームに初優勝をもたらした。「うれしかった。アジアチャンピオンという景色が見られた」と岡さんは勝利の瞬間を振り返った。