脱・指示待ち人間!評価を上げるモノの言い方とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話】
【ACTION 報告】指示待ち人間にならずに評価を上げるモノの言い方「このやり方でどうでしょう?」
自分で考えて方法を提案する
ビジネスの世界では、自分からは動こうとせず、細かなことまで指示されないとやらない「指示待ち人間」がいます。仕事を頼まれても、「何からやればいいですか?」「どうやってやればいいですか?」と、こと細かに聞いてきて、言われたことしかやらない人です。上司からすれば「そのぐらい自分で判断しろ」と言いたくなるに違いありません。
もちろん、会社員であれば上司の指示に従って動くのは当然です。しかし、あまりに自分から動かない人は、評価はされないでしょう。
そんなときに有効なのは、「このやり方でよろしいでしょうか?」というように、自分で案を出して、上司に確認しながら仕事をこなしていくやり方です。これであれば、こちら側のやる気も示せますし、間違いも少なくなります。上司側としても、「この部分はこっちのやり方にしてくれ」と、追加の指示が出しやすくなるでしょう。そしてなにより、こうすることによって、「考えながら仕事をする」という習慣を身につけることができます。
やり方を提案して承認を得たら、仕事の過程で状況を細かく報告しましょう。「◯◯については、予定通り進めています」「××は、先方からの回答待ちです」という具合。そうしておけば、何かあったときに、「俺は聞いてない」などと言われることもなく、責任を回避することができます。
また、体調不良などの不意なアクシデントがあった場合に、スムーズに他の人に引き継ぐことができるという利点もあります。
こまめな報告と提案が重要
よくない仕事のやり方
指示を待ち、逐一確認をすると、「それくらい自分で判断しろ」と言われてしまう。
→一方、報告をせずに独断で進めるのもNG
よい仕事のやり方
自分の頭で考えて、案を提示して了解を得る。
→やる気を示すことができるとともに、間違いも減り、評価も上がる
こまめに報告することの重要性
上司と共有することで、トラブルがあったときの責任を回避できる体調不良などで休んでも、仕事を進めてもらえる
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話』著:五百田達成