【西武】渡辺久信GM兼監督代行インタビュー 苦手なロッテ相手に気を付けなければいけないこととは?
8月27日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ15回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの渡辺久信GM兼監督代行にインタビューした模様を放送した。ここまでまだ一つも勝てていないロッテに対して気を付けなければいけないことを訊いた。
――先週のホーム6連戦は4勝2敗でしたが、いかがでしたか?
渡辺「投手陣が頑張って、すべて2点以内に抑えてくれました。まずは先週の初めの前橋(8月20日、オリックス19回戦)からいい形で勝てて、すごくいい流れというか、僅少差を勝っていったというところだと思います」
――甲斐野央が1軍に昇格しました。戻るまで丸4ヶ月かかりましたが結構かかりましたね?
渡辺「そうですね。ここが一つ大きな誤算というか、期待していたピッチャーだったので、怪我で復帰が遅れてというところでしたが、ここで戻ってきたので(8月27日試合前時点で)残り試合30試合頑張ってほしいです」
――8月25日の楽天戦(23回戦)の甲斐野の内容はいかがでしたか?
渡辺「非常によかったと思います。真っすぐの出力もだいぶ上がってきていて、ファームではゲームで使えるいいスライダーも投げていて、フォークもありますからね。リリーフピッチャーなのでしっかり1イニングを投げてほしいと思います」
――8月25日の試合後、甲斐野について「状況次第で出力がどうなるか」という趣旨の発言をしていました。改めてその意味を教えていただけますか?
渡辺「基本は終盤に投げると思うのですが、投げるシチュエーションで変わってくると思いますし、幸い後ろのピッチャーは意外とみんな状態がいいので、試合の状況を見ながら使っていくという形になります。勝っている状況の中でしっかり自分の仕事をして欲しいピッチャーなので期待しています」
――今日の先発は髙橋光成です。5回、76球、被安打7、無四球無失点という1週間前の前橋でのバファローズ戦の内容はどうご覧になりましたか?
渡辺「本当にいいときの光成のピッチングじゃないと思いますが、当然彼も結果が欲しいでしょうし、チームとしても5回を0に抑えてくれたことは大きかったです。まだ勝っていないピッチャーなので、とにかく勝ちを彼につけないとねと思っています」
――(髙橋光成は)右脇腹違和感が出てから最初の登板でした。前回はあまり球数を投げさせない予定だと試合前に言っていましたが、今日の(球数の)目安はありますか?
渡辺「前回投げてリカバリーも順調なので、今日はいけるところまでだと思いますし、ロッテに1回も勝っていない現状なので、彼も気持ちが入っていると思います」
――ロッテとの3連戦が始まりますが、どうすればまず一つ勝てますかね?
渡辺「現時点でロッテもあまり調子はよくないと思います。前回のロッテ戦(3連戦)はホームランを打たれすぎたところもありますし、ここぞというところでのホームランが一番痛いので、それをまず防ぐことができれば、今のロッテはなかなか繋がる打線じゃないので、きっちり抑えていってほしいなと思います。ただ当然点を取らないと勝てないので、何とか点を取れるようにやっていきたいと思います」
※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー