ジョシュ・ブローリン、エドガー・ライト監督『バトルランナー』に出演交渉中 ─ 主演グレン・パウエルと対決へ
『アベンジャーズ』シリーズのラスボス級ヴィラン、サノス役で知られるジョシュ・ブローリンが、エドガー・ライト監督によるリメイク映画『バトルランナー』のヴィラン役で出演交渉の最終段階にあるという。米が報じている。主演は『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエルだ。
『バトルランナー』は、ホラーの帝王ことスティーヴン・キングが、“リチャード・バックマン”のペンネームで執筆した小説の映画版。世界経済が崩壊し、警察が独裁政権を持つようになった近未来。命令に背いて大量殺人の濡れ衣を着せられた警官ベン・リチャーズが、重病の娘を救うため、囚人たちが生死を懸けた殺人ゲームを繰り広げるテレビ番組「ランニング・マン」に出場するというストーリーだ。1987年に公開されたオリジナル版では、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めた。
ブローリンが演じるキャラクターは不明だが、情報筋によると、暴力的なリアリティ番組の背後にいる敵役を演じるとのこと。リメイク版については、パウエル扮するキャラクターや舞台設定などの詳細は明かされていないが、以前にライトは、シュワルツェネッガーの映画ではなく、原作にな映画化になると語っていた。
パウエル&ブローリンの他に出演するのは、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)のカール・グルスマン、『ザ・バブル』(2022)のケイティ・オブライエン、「アンダーカバー 見つめる目」(2016)のダニエル・エズラ。
ライトは、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)でタッグを組んだマイケル・バコールと脚本も担当。プロデューサーにはライトに加え、ビジネスパートナーのニラ・パーク、『X-MEN』シリーズのサイモン・キンバーグが名を連ね、オリジナル版のジョージ・リンダーが製作総指揮を務める。
『アベンジャーズ』シリーズで、地球と宇宙を危機に陥れたサノス役を演じたブローリン。再びヴィランとしてのパフォーマンスで大きな存在感を発揮してくれることを期待したい。
リメイク版『バトルランナー(原題:The Running Man)』は、2025年11月21日に米国公開予定。
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