葉加瀬太郎、画家デビュー30周年記念展「SUPER LOVE ART」開催
心温まる約50点の絵画が博多に集結。 ヴァイオリニストとして国際的に活躍する葉加瀬太郎が、画家としても30周年を迎えました。これを記念した展覧会「葉加瀬太郎絵画展 2025 SUPER LOVE ART」が、2025年9月17日(水)から28日(日)まで、博多阪急7階イベントホール『ミューズ』にて開催されます。
音楽家のもうひとつの顔 ― 画家・葉加瀬太郎
東京藝術大学音楽科に進学後も学園祭で看板を描き、ツアーの合間にはスケッチブックを手放さなかった葉加瀬。1995年には「現代のドガ」と称された米国画家ロバート・ハインデル展で8点の原画を発表し、画家としての歩みを始めました。以降、全国の百貨店や美術館で作品を発表し、代官山ヒルサイドフォーラムなど文化催事でも注目を集めています。
彼の作品は、観る人を思わず笑顔にさせ、温かい気持ちにしてくれるものばかり。本展では過去30年のベストセレクションに加え、新作を含む約50点が展示されます。
展示作品の一部紹介
本展では、葉加瀬が日々の暮らしや音楽活動から得たインスピレーションを描いた多彩な作品群に出会えます。
「エンジェル」(1996年)
長さ約8mの巨大キャンバスに描かれたシンボリックな作品。展覧会初日の前夜、会場で徹夜して仕上げられたエピソードも印象的。
「Bach Ⅲ」
偉大な作曲家や画家たちへのオマージュを込めた一枚。葉加瀬にとって創造の源泉を象徴する作品。
「夜色のさかな」
幻想的なタッチで描かれた、音楽と絵画の融合を感じさせる一作。
「George I」「PEACE」
ポップアート&ミニマルアートの試み。落書きの延長から誕生したキャラクターたちが、ユーモラスで親しみやすい世界観を作り出します。
「子どもの領分~公園の風景」
「子供心を忘れたくない」という想いを込めた、親子の時間を描いた作品。
「ロンドンバス」
家族と過ごしたロンドンでの記憶を鮮やかに描いた作品。
「Composition 1 inspired by my kitchen」
日常の光景を抽象画として表現。生活の中からアートを見出す葉加瀬の視点が光ります。
葉加瀬太郎のことば ―「僕はこれからも描き続ける」
「僕にとって絵画は音楽とともに大切な表現手段です。芸術なのかどうかはわからない。でも僕が伝えたいのはアートの楽しさ。夢中になれる時間こそ人生の喜び。その熱量を手紙のように描き続けたい。」
葉加瀬はそう語り、絵画に向き合う時間の尊さを強調しています。
展覧会概要
会期:2025年9月17日(水)~28日(日)
10:00~20:00(最終日は17:00閉場、入場は各日閉場30分前まで)
会場:博多阪急 7階 イベントホール『ミューズ』
(福岡市博多区博多駅中央街1-1/TEL:092-461-1381)
入場料:一般700円、高校生以下無料
※小学生以下は保護者同伴必須。障がい者手帳提示者は本人有料・介助者1名無料。
チケット:ローソンチケット、または会場入口にて販売。
協力:株式会社ハッツマネージメント、株式会社アートオブセッション
葉加瀬太郎 プロフィール抜粋
1990年 KRYZLER & KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。セリーヌ・ディオンと世界ツアー共演。
1995年 渋谷文化村ギャラリーで原画8点を出展。パルコ主催ポップアート展に入選。
1996年 グループ解散後ソロデビュー。初個展「TARO’S ROOM」。
2002年 音楽レーベルHATSを設立。
2015年 画家デビュー20周年記念展(代官山ヒルサイドフォーラム)。
2018年 50thバースデー絵画展。
2022年 東京藝術大学客員教授就任。
2025年 画家デビュー30周年記念展(阪急うめだ店)。
音楽と絵画が交差する瞬間
ヴァイオリニストとして、そして画家として。葉加瀬太郎の二つの表現世界が出会うこの記念展は、アートの「楽しさ」に満ちた時間を来場者に届けてくれることでしょう。
■PR TIMES
引用元:葉加瀬太郎絵画展 2025 画家デビュー30周年記念 SUPER LOVE ART