【懐かしすぎる】昭和の名作「なめ猫」が今も健在だったので、カードセットを買ってみた
先日紹介した記事の中に登場した、昭和の懐かしアイテム「なめ猫」。
正式名称は「全日本暴猫連合 なめんなよ」。キャッチフレーズの「なめんなよ」から、なめ猫の愛称で親しまれている。
この名前を聞いて「懐かしい〜!」と思った人、けっこう多いのではないだろうか。なんとこのなめ猫、今も現役でカードが販売されているのだ。
・大人になった今「なめ猫大人買い」
先日、地下芸人・ゆきおとこさんから「なめんなよカードコレクション2」をもらった。
見た瞬間、記憶が一気によみがえった。子どもの頃、母からもらった免許証タイプのカードを宝物にしていた記憶がある。
「え、これ今もあるの?」と気になり、調べてみたところ……普通に売っていた。知らなかった。
しかもAmazonで約20枚(698円)という手頃さ。これは買うしかない。
届いた商品を開けてみると、このビジュアルにワクワクする。駄菓子屋で大人買いした気分だ。
入っているのは、以下のようなラインナップらしい。
・免許証カード
・パロディカード
・ライセンスカード
・カードゲーム風カード
パッケージ表紙には、あの懐かしの免許証カードが貼られていて、「なめらたら無効」の表記にニヤける。
・いざ開封!
せっかくなので、それぞれに番号を振ってくじ引き方式で引いてみる。
最初に出たのはこの3枚。
・TポイントカードならぬNポイントカード
・バトルゲーム風カード
・警察手帳風
どれもオモカワ(面白くて可愛い)で、昭和っぽいユルさがたまらない。これは大人でもテンションが上がる。
続いて出てきたのは、待望の免許証タイプ。またまた出た!
免許証だけ少し厚みがあって、しっかりした作りになっているのも嬉しいポイント。
そして個人的にグッときたのが、「Suica」ならぬ「Suinya」。ネーミングもビジュアルも秀逸すぎる……。
さらに、“あたり券”が入っているのも遊び心満点。
ちなみに、すでに交換分が同封されていて実店舗では使えないので要注意。「20付1束」と書かれていたが、あたり券分の2枚と表紙の1枚があり、合計23枚入り。
・昭和、平成、令和もずっと夜露死苦
全部のカードを並べてみると、懐かしさと昭和カルチャーの勢いがずらりと並び、眺めているだけで時間を忘れてしまう。
なぜか私が引いたのはバトルゲーム風カードばかりだったが、実際に遊べる仕様ではないらしい。
「なめ猫世代」の人にとっては懐かしさのかたまり。そしてまったく知らない人にとっても、このユルさと手作り感は新鮮に映るかもしれない。
昭和の空気がギュッと詰まった、なめ猫カードセット。個人的には、これがどうやって令和の今まで続いてきたのか、その裏側もいつか取材してみたいと思っている。
参考リンク:なめ猫、Amazon
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.