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日本でも配信中!韓国ドラマ2024年「ラスト走者」7作の中間成績表とは

Danmee

tvN『愛は一本橋で』主演チュ・ジフン ©Danmee

2024年もあと残りわずか。今年も様々な韓国ドラマが世に送り出された。

放送・配信を控えている作品がまだ2作残っているが、それ以外は1年を締めくくるかのように、ラスト走者がドラマファンを楽しませている。

近年のテレビ離れが影響してか、残念ながら驚くべき視聴率を獲得しているドラマはないが、話題性の面では熱い視線を浴びている作品がちらほら。

作品の人気度を測る視聴率をベースに、Kコンテンツのオンライン競争力を調査する”グッドデータ・コーポレーション”が発表した話題性ランキングと併せて、韓国における各ドラマの中間成績を紹介する。

日本で配信中のものばかり。作品選びに迷っている人は、参考にしてはいかがだろうか。

(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」

タリミファミリー (KBS/2024)

『タリミファミリー』は、キム・ジョンヒョン&クム・セロク主演のロマンチックブラックコメディー。全36話中、現在第24話まで放送が終了している段階で、最高視聴率は第16話の17.8%だ。話題性は、2.63%で10位となっている。

韓国のお母さん、お父さん世代に長年愛されているタイプの作品だからだろうか、毎話14~16%台を行き来しながら2桁台を維持しているが、最近のKBS作品の中では良い成績とは言えない。残り12話でどこまで取り返すことができるのか期待される。

●日本で視聴可能なチャンネル(2024年12月18日現在):KBS WORLD

結婚しよう、メンコンア! (KBS/2024)

『結婚しよう、メンコンア!』は、韓国で平日に毎日放送されるタイプの長編ドラマ。全120話から成り、現在第49話まで放送されているが、現段階での自己最高記録は初回放送の13.2%だ。

以降、ほぼ10~11%台で推移しながら、何度か一桁台まで下降したことも。前出の『タリミファミリー』同様、固定ファンのいる編成枠にしては少々心許ない数字だ。視聴者の属性が多少関係しているのか、残念ながら話題性ランキングにも入っていない。とはいえ、まだ71話は残っており、十分に巻き返すタイミングは残されている。

●日本で視聴可能なチャンネル(2024年12月18日現在):KBS WORLD

熱血司祭2 (SBS/2024)

『熱血司祭2』は、2019年に放送されて大ヒットを記録した『熱血司祭』(SBS/2019)の第2弾だ。全12話中、第10話まで公開されており、現在の自己最高視聴率は第6話の12.8%だ。話題性では8.05%で5位となっている。

近年、前出のKBSの平日・週末ドラマ以外で、視聴率2桁台を獲得するのが難しくなっている韓ドラ界において、シリーズものとして安定した人気を誇っている作品だ。シーズン1の最高視聴率18.5%を超えることができるのか注目される。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月18日現在):Disney+

仮釈放審査官イ・ハンシン (tvN/2024)

『仮釈放審査官イ・ハンシン』は、コ・スとユリ(SNSD)の共演が話題となり、放送開始前から注目を浴びていた作品。全12話から成り、最終回を控え徐々に視聴率を伸ばしてきており、最新話である第10話で自己最高視聴率である6.5%を獲得した。

2桁台には届いていないもののtvNの月・火ドラマとしては、今年ヒットした『私の夫と結婚して』(tvN/2024)に次いで良い成績で、話題性では3.76%で8位にランクインしている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月18日現在):U-NEXT

その電話が鳴るとき (MBC/2024)

『その電話が鳴るとき』は、主演ユ・ヨンソクとチェ・スビンの好演が好評を得ている話題作で、日本でも多くのドラマファンを魅了している。毎話ほぼ5~6%台を維持し、最新話である第6話で最高視聴率6.9%を獲得した。

話題性では13.18%で3位に。ユ・ヨンソク自身も熱い視線を浴びており、俳優部門の話題性ランキングで2位に名を連ねている。現在の自己最高記録をいつ更新してもおかしくない。残すところあと6話で、どこまで伸びるのか注目される。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月18日現在):Netflix

愛は一本橋で (tvN/2024)

『愛は一本橋で』は、チュ・ジフンが『宮~Love in palace』(MBC/2006)以来、約18年ぶりに主演を務めているロマンチックコメディー。全12話中、第8話まで放送が終わっており、現段階での最高視聴率は第2話の6.5%だ。初回放送と第3話は3%台だったが、ほぼ5%台で推移している。

話題性では、前出の『その電話が鳴るとき』に続き、3.98%を獲得して4位にランクイン。チュ・ジフン個人も3位になるほど多くの関心を集めており、ヒロインのチョン・ユミも5位に入っている。大衆の注目度が高いだけに、最終回に向け成績を伸ばすことが期待される。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月18日現在):U-NEXT

オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生- (JTBC/2024)

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(Netflix/2022、2023)でブレイクしたイム・ジヨンにとって初となる時代劇。全16話構成で、最新話の第4話では自己最高記録8.5%という視聴率を獲得した。

話題性では5.32%で2位に、イム・ジヨン個人で見ると、前出のユ・ヨンソクやチュ・ジフンを差し置いて1位に輝いている。放送回を追うごとに右肩上がりで成績を伸ばしており、不振が続いていたJTBCの救世主となるのではないかと予想されている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月18日現在):U-NEXT

(ライター/西谷瀬里)

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