新潟の観光地「魚のアメ横」のおまかせ地魚詰め合わせセットを買ってみたら…中身がものすごかった
個人的に、県外から新潟県に来る人たちにおススメしたいスポットがある。
それが「寺泊(てらどまり) 魚の魚市場」。様々な海産物のお店が軒を連ねる魚市場で、「魚のアメ横」とも呼ばれている。
ちなみに当サイトでも取り上げられている「角上魚類」の本店はここにあるぞ。
筆者も何度か訪れたことがあるが、どこを見てもビッグサイズの魚介類が並んでいて毎回圧倒される。
・重
ある日、そんな魚の魚市場にあるお店の1つ「寺泊中央水産」のオンラインショップで、寺泊の地魚がたっぷり詰まっているという詰め合わせセットを発見。
いったいどんな魚が入っているのか気になったので、実際に購入して確かめてみることにした。
商品名は「寺泊おまかせ地魚セット」。商品代の3240円と送料の880円を合わせた、合計4120円で購入することができた。
商品説明によると、寺泊周辺で獲れた地魚類を中心に季節のおいしい魚を詰め合わせてくれるそうだ。なお、時期や季節などの条件によって詰め合わせの内容は変わるとのこと。
商品ページをよく見てみると「ご要望何なりと承ります」と書かれていたので、今回は「既に捌いてあるものを入れてください」とリクエストさせてもらった。
注文から数日後、ずっしりと重たい発泡スチロールが自宅に到着!
開封してみると、大量の氷の中に魚の入ったトレーが埋められていた。温度管理も完璧でたすかる。
それではさっそく中身を確認していこう。今回届いたセット内容は……こちら!
いやどれもデッカ!!!!
氷の中から現れたのは、4つの巨大なトレー。何が入っていたのか、1つずつ確認していこう。
まずはメバル。大きな目は綺麗に澄んでいて、鮮度の高さがうかがえる。さっき海から上がってきたばかりなんじゃないかと思ってしまうくらいだ。
よく見るとお腹がへこんでいて、リクエストどおり下処理を終えた状態で送ってくれたのが分かる。めちゃくちゃありがたい……!
続いてカワハギ。見るからに身がプリプリしていて新鮮そう。こちらも綺麗に捌かれていて、すぐに調理できるようになっていた。
カマスはキラキラ光っていてとっても綺麗! 余談だが、口の隙間から針に似た鋭い歯がズラッと並んでいるのが見えてちょっと怖かった。
いちばん目を引きつけられたのはこちらの子持ちカレイ!
とにかくサイズが大きい上に、卵が身に収まりきらずにこぼれてしまっている。こんなに大ボリュームな子持ちカレイは初めて見たかも。
試しに体重計に乗せて総重量を調べてみたところ、なんと2.2kgと表示された。
もちろん発泡スチロールや氷を抜いた、魚だけの重さだ。ものすごいものが届いちゃったな……
・食べてみた
これだけ質のいい魚たちだ。新鮮なうちに食べないともったいない! ということで、さっそくカマスと子持ちカレイを調理して味わってみることにした。
まずはカマスを塩焼きに。こちらもメバルと同じように既に下処理がされていたので、あとは塩を振って焼くだけでOKだった。
良い感じの焦げ目がついたカマスは、パリパリの香ばしい皮の下にふわっふわの身がついていて大変美味!
白身魚らしいさっぱりとした味を存分に味わえて大満足だ。塩のおかげでごはんも進む。
子持ちカレイは煮つけでいただいた。
甘じょっぱい煮汁が身のすみずみまで行き渡っていて、こちらもとってもおいしい!
卵は口の中でほろほろと崩れ、しっかりとお腹に溜まる。この切り身がたまたま卵の多い部位だったのかもしれないけれど、体感としては中身の8割が卵なんじゃないかと思った。
あまりにもボリューミーだったため、筆者の胃袋では1食では食べきれなかった。無念。
・新潟自慢の海産物を是非!
いや~、さすがの寺泊クオリティだったな……普段の食卓にはなかなか上がらない魚介類をたっぷり楽しめて大満足だった。
詰め合わせセットといえど少々お高めな値段だし、どんなものが入っているのか全く分からなかったからちょっと怖かったけど、これなら高確率で「いい買い物をした」と思えるんじゃないかな。
なお寺泊中央水産のオンラインショップでは、今回購入した通常の詰め合わせセットの他にもっと商品の量が多い「寺泊おまかせ地魚セット(大)」も販売されている。
大人数が集まる時などには、こちらの購入を検討してもいいかもしれない。
気になった方は是非、この詰め合わせセットで新潟自慢の魚の味を楽しんでみてはいかがだろうか。
参考リンク:寺泊中央水産
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.