<生理、教える?>経血を見てコワがる息子「ママ死んじゃう?」気心知れたママ友に相談【まんが】
私はミチカ。8歳のユイトと5歳のハルトを育てています。今日はユイトが保育園に通っていた頃に仲良くなったママ友と、久しぶりの休日ランチ会。子どもたちをパパに預け、ちょっと奮発して雰囲気のいいレストランを予約しました。集まったのはともに男の子を育てるユキさんとアカネさん。ユキさんはレイくん、アカネさんはカイくんとお兄ちゃんのシンくんを育てています。おしゃれな店内で料理やワインを楽しみながら、おしゃべりがはずみます。
お互いに忙しくてなかなか会えませんが、ともに男の子を育てながら悩みや喜びを共有してきました。ママ友の存在をこえてプライベートでつきあえる気心知れた仲間です。食事が一段落すると、私は最近の育児で迷っていることを打ち明けました。
経血がパジャマや布団についてしまい、子どもたちに「ママ、また赤いのついてるよ」と指摘されることもありました。女性の身体について知ってもらいたくて、「血が出ることがあるんだ」という言い方をして伝えてきたのですが……。
私自身、生理が重いことでさんざん苦労してきたので……。将来息子たちには、パートナーがつらいときに体調を気遣える人になってもらいたい。そういった配慮を当たり前だと思える男性に育ってほしいのです。小さい頃からそれとなく女性の身体の知識を伝えておくのも、母の役割なのかなと思っています。 ただ真昼のレストランで大っぴらにするような話ではないかもしれませんね。私たちは周りに聞こえない程度に声をひそめながら会話を続けたのでした。
将来はパートナーを気づかえる男性になってほしい!男児ママとしての思い
「体調が悪い」と伝えているユキさんの話も、つらいときは家族に頼っているというアカネさんの意見も、ためになります。うちはまだお風呂に一緒に入っているため、流れる経血が自然と息子たちの目に入るような状況でした。
女性に生理があることはごく普通であって、隠すことでもないですし、恥ずかしいことでもありません。「血が怖い」と息子は言いますが、決して怖がらせたいわけではないのです。しかし生理に理解がある男性になってもらいたい。だからこそ伝え方に悩みます。
はじめて生理が訪れたその日から母として生きているこの瞬間まで、私たちはそれぞれ生理に悩んで対処してきました。その経験は人によって違うはず。だから息子たちに生理についてどう伝えるかも、母親それぞれなのでしょう。 お腹が痛い、だるい、気持ちが揺らぐ……。女性特有の身体のつらさをどこまでオープンにするか、絶対的な正解はないのかもしれません。ただ息子たちには女性がつらいときには労わり、恥ずかしがらずに向き合える人になってほしいと思っています。ユキさんとアカネさんの話を参考にしながら、私はためしに今度「しんどい時期だから助けて!」と息子たちを頼りにしてみるのもいいかなと思ったのでした。