ANAファーストクラス採用も追い風 TENTIALが通期予想を再び上方修正
リカバリーウェアブランド「テンシャル(TENTIAL)」や「バクネ(BAKUNE)」を展開するTENTIALは8月15日、2025年8月期の通期業績予想を再び上方修正した。売上高は前回予想の95億600万円から110億1200万円へ、営業利益は6億4900万円から11億4100万円へ、当期純利益は4億6400万円から8億900万円へと引き上げた。「睡眠経済圏」を確立したTENTIAL。6月13日に続く二度目の上方修正で、今期の売上高は110億円と急拡大している。
TENTIALは2025年2月28日に東証グロース市場へ新規上場。6月にはANA国際線ファーストクラスの対象路線で「バクネ」の提供を開始するなど、ブランドの認知が拡大している。さらに、卓球女子日本代表の平野美宇選手を起用し、5月の「母の日」と6月の「父の日」にかけて実施したプロモーションが売上拡大に寄与。前回予想を上回る見通しとなった。
なお、今期は決算期変更に伴い7カ月決算となる。TENTIALは引き続き、リカバリーウェア市場でのポジション拡大と収益力強化を進める方針だ。