アニャ・テイラー=ジョイ、Apple TV+の新作犯罪ドラマで主演・製作総指揮 ─ 「クイーンズ・ギャンビット」以来のドラマシリーズに
(2024)などのアニャ・テイラー=ジョイが、Apple TV+の新作ドラマ「Lucky(原題)」で主演・製作総指揮を務めることがわかった。米などが報じている。
本作は、マリサ・ステイプリー著の同名ベストセラー小説を原作とするリミテッド・シリーズ。犯罪に染まりながら育ってきた若い女性(テイラー=ジョイ)が、自らの過去から逃れるため、何年も前に捨てたはずの犯罪者としての顔を最後にもう一度だけ受け入れることになる。
テイラー=ジョイにとって、本作はシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」(2020)以来のテレビ作品。Apple TV+とは、マイルズ・テラー共演&スコット・デリクソン監督のスリラー映画『The Gorge(原題)』に続いて2度目のタッグとなる。
プロデューサーは『キューティ・ブロンド』シリーズや「ザ・モーニングショー」(2019-)の女優リース・ウィザースプーン。自身の製作会社Hello Sunshineでは、ブッククラブ「Reese's Book Club」を通じて選書や販売、作家の支援を行っており、原作小説「Lucky」も2021年12月に取り上げられていた。Hello Sunshineでは選書作品の映像化権を取得し、『ザリガニの鳴くところ』(2022)や「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」(2023)などを手がけている。
ショーランナーは、Apple TV+のSFシリーズ「サイロ」(2023-)のキャシー・パパスと、『アダム&アダム』(2020)「See 〜暗闇の世界〜」(2019-2022)の脚本家ジョナサン・トロッパー。製作総指揮にはテイラー=ジョイ、ウィザースプーン、トロッパーが名を連ねている。
テイラー=ジョイは声明を発表し、「Hello Sunshineは、女性の声を支持するという素晴らしい仕事を続けています。ジョナサン、キャシー、そしてApple TV+とともに『Lucky』に命を吹き込むのが楽しみです」と意気込みを述べている。
また、ウィザースプーンは「Reese's Book Clubは、物語とストーリーテラー、そして私たちの作り上げるコミュニティに深いつながりをもたらすことを目標にスタートしました。女性中心の物語や作者を広め、コミュニティが共感し、そして作品が映像化によって全く新しい道のりを歩んでいくことには大きなやりがいがあります」と記し、Apple TV+やテイラー=ジョイ、トロッパー&パパスとのコラボレーションに大きな期待を込めた。
近年のテイラー・ジョイは、『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)や『ザ・メニュー』(2022)『デューン 砂の惑星PART2』『マッドマックス:フュリオサ』などに出演。今後の出演作品には、クリス・エヴァンス共演のアクション・コメディ映画『Sacrifice(原題)』、Netflixドラマが待機中だ。
テレビシリーズ「Lucky」は2025年春より撮影予定。今後の続報にも期待したい。
Source: