昼下がりから夜のひとときまで!25年10月 地上波・ローカル局で出会う韓国ドラマ最新ラインナップ5選
韓国ドラマが日本の地上波やローカル局で放送されるようになってから、長い年月が経ちます。韓流ブームの黎明期から続くこの流れは、地上波ならではの“身近に見られる特別感”とともに、多くのファンに愛されてきました。
視聴者層は幅広く、日常の中で「ちょっとした楽しみ」として取り入れやすい点も魅力です。特に10月からは、さまざまなジャンルの新作が続々と放送を控えています。
人間模様を丁寧に描いたヒューマンドラマ、歴史の香り漂うロマンス時代劇、そして昼ドラさながらのドロドロ愛憎劇まで、地上波ならではの選び抜かれた作品群が登場。どれも“テレビで出会うからこそ”の味わいを届けてくれることでしょう。
韓ドラファンはもちろん、普段配信中心で見ている方にもおすすめできるラインナップです。新たな作品との出会いが、秋の夜長をより豊かにしてくれるはず!
そこで本記事では、2025年10月に日本の地上波・ローカル局で放送開始予定の韓国ドラマ5選をご紹介します。(2025年9月26日現在/※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)
(図)Danmee 配信直後から話題沸騰!「パイン ならず者たち」日本のファンが選ぶ、Disney+人気No.1韓ドラに選定
『花郎〈ファラン〉』(KBS/2016~2017)
1作目は、2016年から2017年にかけて韓国KBSで放送された『花郎〈ファラン〉』をご紹介。
本作は、王の親衛隊として選ばれた若き精鋭たちの愛と友情、そして成長を描いた青春ロマンス時代劇です。
主演のパク・ソジュンをはじめ、コ・アラ、パク・ヒョンシク、ソ・イェジら実力派俳優に加え、BTSのVやSHINeeのミンホといった豪華な顔ぶれが集結し、放送当時から大きな話題を呼びました。
全国最高視聴率は13.1%を記録し、韓国時代劇の中でも高い人気を誇った作品です。放送終了から約8年が経った現在でも、日本での放送や再放送の機会が多く、今なお多くのファンに愛され続けています。
●キャスト:パク・ソジュン、コ・アラ、パク・ヒョンシク、チェ・ミンホ(SHINee)、V(BTS) 他
●日本初回放送情報:チバテレ/2025年10月6日(月) 9時30分~10時25分
『愛よ、お願い』(KBS/2019)
2作目にご紹介する作品は、2019年に韓国KBSで放送されたイルイルドラマ『愛よ、お願い』。結婚13年目を迎えたヒロインのグミが、信じていた夫と親友の裏切りに直面するところから始まります。
イ・ヨンウン、ユン・ソヌ、イ・チェヨンらが出演し、複雑に絡み合う人間模様と、泥沼の四角関係が織りなす緊張感あふれる展開が見どころ。
ただの愛憎劇にとどまらず、“憎くても憎みきれない家族の縁”というテーマを、時にユーモラスに、時に温かく描き出し、多くの視聴者の共感を集めました。
長編ならではの濃密なストーリーと濃いキャラクター描写が魅力の、家族ドラマです。
●キャスト:イ・ヨンウン、ユン・ソヌ、イ・チェヨン、キム・サグォン、キム・ヘオク 他
●日本放送情報:群馬テレビ/2025年10月6日(月)~
『カーテンコール』(KBS/2022/全21話)
3作目は、2022年に韓国KBSで放送されたヒューマンドラマ『カーテンコール』をご紹介します。朝鮮戦争で家族と生き別れた北朝鮮出身の祖母と、その孫たちをめぐる壮大な家族の物語。
物語の中心となるのは、一代で大手ホテルチェーンを築き上げた祖母。余命宣告を受けた彼女の「最後の願い」を叶えるために、ある男の優しい嘘から“一世一代の大芝居”が幕を開けます。
主演はカン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシム。世代を超えて交錯する愛情と葛藤を、温かさと切なさを織り交ぜて描き出しました。
また本作は『2022 KBS演技大賞』にて、ハ・ジウォンとカン・ハヌルがそれぞれ最優秀賞、さらに2人はベストカップル賞も受賞し、大きな話題を集めました。
祖母の人生と家族の絆を描いた本作は、視聴者の心を深く揺さぶる感動のヒューマンドラマとして今なお愛されています。
●キャスト:カン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシム、クォン・サンウ、ソン・ドンイル 他
●日本初回放送情報:テレビ東京/2025年10月27日(月) 朝8時15分~
『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』(KBS/2022)
4作目は、2022年に韓国KBSで放送された週末ドラマ『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』。
結婚を避けがちな現代に生きるイ家の三兄弟が主人公。家族から提示された「結婚すればマンション進呈」という大胆な条件をきっかけに、それぞれが理想の相手を探していく“結婚成就プロジェクト”がリアルに描かれます。
主演はユン・シユン、ペ・ダビン、オ・ミンソク、ソ・ボムジュンと豪華な顔ぶれ。世代を超えて共感を呼ぶテーマと、家族の温かさや恋愛模様が絶妙に絡み合い、視聴者を笑いと涙で引き込みました。
全国最高視聴率29.4%を記録し、週末ドラマらしい王道の面白さを証明。さらに『2022 KBS演技大賞』では、ユン・シユンとペ・ダビンがベストカップル賞に輝き、ユン・シユンは長編ドラマ部門 男性優秀賞も受賞する快挙を成し遂げました。
家族の絆、愛の形、そして結婚への本音をユーモラスかつ温かく描いた本作は、多くの韓ドラファンの心を掴み、週末の楽しみを彩った作品です。
●キャスト:ユン・シユン、ペ・ダビン、オ・ミンソク、シン・ドンミ、ソ・ボムジュン 他
●日本放送情報:とちぎテレビ/2025年10月27日(月)スタート
毎週月曜日~金曜日 9時~9時30分
『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』(tvN/2018)
最後は、『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』をご紹介します。
2018年に韓国tvNで放送された本作は、ファンタジーとラブコメを融合させた心ときめくストーリー。出演はムン・チェウォン、ユン・ヒョンミン、ソ・ジフン、コ・ドゥシムら豪華キャストが揃い、コミカルで温かい世界観を作り上げました。
物語の主人公は、699年間も愛する夫の生まれ変わりを待ち続けた仙女ソン・オクナム。現代ではバリスタとして暮らしながら、ついに“運命の人”を探す旅に踏み出します。
そこで出会うのは、冷静でツンデレなエリート男性チョン・イヒョンと、心優しく癒やし系の青年キム・グム。どちらが本当の夫の生まれ変わりなのか。予測不能な三角関係が繰り広げられていきます。
ファンタジックな設定の中に、切なさやコミカルさを織り交ぜた展開は、多くの視聴者の共感と胸キュンを誘発。恋愛に奇跡を信じたくなる、ときめき必至のラブストーリーです。
●キャスト:ムン・チェウォン、ユン・ヒョンミン、ソ・ジフン、コ・ドゥシム、カン・ミナ 他
●日本放送情報:とちぎテレビ/2025年10月27日(月)スタート
毎週月曜日 12時5分~13時
(ライター/ダンミ ニュース部)