夏の「ダイヤモンド富士」 小田原周辺も観測シーズン
沈む太陽が富士山頂に重なる自然現象「ダイヤモンド富士」の夏の観測シーズンが始まる。小田原市内では、8月11日(日)から8月末にかけて各地で観測きる。
市内中里で写真教室を開講している渋谷義一さん(71・秦野市在住)によると、夏のダイヤモンド富士は湿気が多い分、太陽を見ることができない日があるものの時によっては雲が赤く染まったシーンも撮れるという。「小田原でのダイヤモンド富士は、前後1日を含む3日間にわたって観測ができます。撮影は一眼レフで50mmから200mmぐらいのレンズが適しています」と説明。また「撮影は安全を確保し、私有地などへ立ち入らないことや交通の妨げになるところでは撮影しないで」と注意を呼び掛ける。
2024年夏のダイヤモンド富士の撮影スポットと観測時間(渋谷さん調べ)。▽酒匂橋8月11日(日)午後6時6分ごろ、▽小田原大橋8月12日(月)6時5分ごろ、▽飯泉橋8月14日(水)6時2分ごろ、▽富士見大橋8月19日(月)5時56分ごろ、▽富士道橋8月21日(水)5時53分ごろ、▽千代8月21日5時54分ごろ、▽田島石橋8月22日(木)5時54分ごろ、▽高田8月23日(金)5時52分ごろ、▽田島8月24日(土)5時52分ごろ、▽東大友8月26日(月)5時48分ごろ、▽報徳橋8月27日(火)5時45分ごろ、▽曽我谷津8月27日5時47分ごろ、▽上曽我8月28日(水)5時45分ごろ、▽曽我大沢8月30日(金)5時42分ごろ。