祈りの水しぶき 海老名の常在寺
海老名市社家の日蓮宗常在寺(海野義明住職)で、1月25日に節分に合わせた水行が行われた。
白い装束の僧侶7人が太鼓を打ち鳴らし「南無妙法蓮華経」と唱えながら入場。参拝者が合掌して見守る中、繰り返し水をかぶり一年の安泰を祈願した。
その後は本堂内で自らに打ち込むような読経や祈祷が行われ、一斉にお菓子や福豆をまく一幕も。海野住職は「新たな一年を踏み出すには一日をしっかり整える事が大切」と語りかけた。来場者は福豆を両手に受け取りながら、互いに「どうぞ」と分け合っていた。