カラオケの「高得点を出しやすい曲」を歌ったら本当に高得点になるの? 難しい曲と点数を比べてみたら…
読者の皆さんの中にも、カラオケの「採点機能」を使ったことがある方は多いかと思う。
その証拠に「カラオケ 高得点」などのワードで検索をしてみると、高得点を取りやすいとされている曲が多数紹介されている。
でも……本当に曲によってそんなに点数が変わるものなのかな?
・歌ってみた
気になったので、実際に歌って確かめてみることにした。今回利用するのは「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」。
以前当サイトでも紹介したが、Nintendo SwitchとUSBで接続できるマイクがあれば自宅で本格的なカラオケを楽しむことができる神サービスだ。
採点機能の種類も、数はかなり少ないもののお店に置いてある機種に搭載されているものと同じだ。
今回使った「分析採点マスター」という採点機能では、1曲歌い終わったあとに点数だけでなく歌声の分析結果を表示してくれる。
普段自分の歌を客観的に聴く機会ってなかなかないから、この画面を見ているだけでもだいぶ面白いな。
「ビブラート」とか「こぶし」とか、細かいテクニックまで記録されている。しっかり意識すれば、普通に歌の練習にもなりそうだな。
それではいよいよ検証を始めていこう。
歌う曲はJOYSOUND公式が出している「難易度別カラオケソング特集」などを参考に決めた。高得点を出しやすい曲と難しい曲をそれぞれ歌ってみた結果……
高得点を出しやすい曲の点数は平均88点。
難しい曲の点数は平均85点になった。
……偶然かもだが、確かに高得点を出しやすい曲の方が全体的に点数が高めだ!!
ちなみにどちらにもピックアップされていなかったけれど、歌いたくて歌った曲の点数はこんな感じ。
そこそこ高めの点数が出ている曲を見てみると、テンポがゆっくりのものが多いみたいだ。ただし、うろ覚えだった「ひまわりの約束」や「炎」の点数はいまいち伸びなかった。
つまり高得点を狙いたかったら、自分がしっかりと歌えるバラード系の曲を選ぶのがいいってことかな……!? 今度カラオケで採点機能を使う時のために覚えておこうと思った。
・高得点を出せる人の凄さ
それにしても、いろいろと試しながら歌ってみたつもりだったけど90点以上を出すのってマジで難しかったな……
テレビ番組やYouTubeを見ていると当たり前のように90点以上を出している人がゴロゴロいるけど、「あれって本当にすごい技術なんだな」ということを再認識した。
今まで採点機能を使うことがあまりなかったのだが、悔しいので今回知ったことを活かしてまたリベンジしたいと思う。
皆さんも是非、自信のあるバラード曲で採点に挑んでみてはいかがだろうか。
参考リンク:カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch、JOYSOUND
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.