約300年の歴史ある、夏の訪れを告げる祭り「成田祇園祭」7月4日~6日開催【成田市】
五穀豊穣、万民安楽、所願成就を成田山新勝寺に祈願する、成田祇園会と成田山周辺の町内が一体となり行う夏祭りが、7月4日(金)~6日(日)に開催されます。
10台の山車と屋台が参道を巡行する
勇壮な山車(だし)・屋台の引き回しや、熱気あふれる若衆が「仲町の坂」を駆け上がる迫力ある光景など、見どころ満載の成田祇園祭。
3日間、昼夜にわたり行われます。
夕刻からライトアップされる山車・屋台は、昼間とは一変して幻想的な表情を見せます。
まずは、耳で楽しみ目で楽しむ
「令和7年成田祇園祭実行委員会委員長」の土井裕司さんが見どころを紹介してくれました。
「江戸の祭りで奏でられる江戸囃子(ばやし)と、千葉県北総地区に広く流布されている佐原囃子が奏でられます。江戸囃子と佐原囃子を一度に堪能できるのは、成田祇園祭ならではの醍醐味(だいごみ)です」
「豪華絢爛(けんらん)な彫刻や装飾で飾られた山車・屋台の壮麗さはもちろん、シャンシャンと錫杖(しゃくじょう)を鳴らしながら山車・屋台を先導する手古舞(てこまい)の優雅な姿も、迫力ある巡行とはまた異なる趣です。町内ごとに異なる振り付けや、一糸乱れぬ一体感の踊りが楽しめます。最後は、ぜひ五感で。地を揺るがし、空気を震わせるような熱気が成田の街を包み込みます。耳で、目で、五感で、成田祇園祭を楽しんでください」
当日は、交通規制や、天候に合わせた変更もあり得るとのこと。
最新情報をHPでチェックしてから出かけよう。(取材・執筆/倫)
成田祇園祭
会期/7月4日(金) ~6日(日)
場所/成田山新勝寺(成田市成田1)、成田山表参道およびその周辺
4日(金)
午後1時30分~ 安全祈願、鏡開き、 山車・屋台競演(総踊り)
場所/成田山大本堂前
5日(土)
午前9時~ 山車・屋台競演(総踊り)
場所/JR成田駅前広場
6日(日)
午後1時~ 山車・屋台総引き
場所/成田山表参道(門前~薬師堂)
午後5時~ 山車・屋台競演(奉納総踊り)
場所/成田山大本堂前
問い合わせ
電話番号/0476-22-2102 成田市観光協会
ホームページ/https://www.nrtk.jp/enjoy/shikisaisai/gion-festival.html