「ジャンキースペシャル」名物マネージャー・カルロス西の、大人世代の夏アメカジコーディネイト。
「ジャンキースペシャル」の名物マネージャー・カルロス西さんがテーマに合わせてコーディネイトを指南する新連載がスタート。記念すべき第1回のテーマは「夏のワークスタイル」。随所にこだわりが詰まった、一歩先ゆくコーディネイトをご覧あれ!
ブラックを基調とすることでシックなワークスタイルを構築。
今回のテーマは「初夏のワークスタイル」。ブラックコバートのワークパンツをメインアイテムに選んだカルロス西さんは、パンツのブラックに合わせてトップスをネイビー、帽子とブーツをブラックにまとめてトーンを統一させている。
「ワークアイテムを用いつつ、黒系のアイテムでシックなアメカジスタイルをイメージしました。夏らしくシャツはタックアウトして、首元のバンダナやシャツのハートストライプなど適度に“色”を入れてアクセントを加えています」
ジャンキースペシャル/統括責任者・カルロス西さん
アメカジの名店「ジャンキースペシャル」の名物マネージャー。豊富な知識に加え、ワーク、ミリタリーを中心とした幅広いアメカジスタイルに定評があり、多くのフォロワーを獲得している。
パンツ2万1780円、シャツ1万4080円/ともにシュガーケーン、キャスケットハット/ミスター ファットマン、メガネ/レイバン、ブーツ/バズリクソンズ、バングルとリング/ヴィンテージ
“ワーク”というテーマに合わせてキャスケットハットをチョイス。ブラックを選ぶことでコーディネイトが引き締まる。薄いブラウンのレンズが入ったブロウのメガネで知的な印象に。
装いがシンプルになりがちな夏は首元に遊び心を。バンダナはその選択肢のひとつだ。アイキャッチにもなる赤は、シャツのストライプの色ともリンクしている。
アクセサリーの基本は“色合わせ”。ゴールドで統一することでバランスの取れた仕上がりに。リングは結婚式のために訪れたハワイで購入した思い出の品だ。
トップスにはハート柄でストライプを表現したドビー生地のオープンカラーシャツを選択。一見シンプルだが、よく見ると遊び心の利いたアイテムをワークスタイルにうまく落とし込んでいる。
メインとなるワークパンツはやや太めのストレートシルエット。裾幅が太めのパンツには、ミリタリーを出自とする武骨なブーツ好相性だ。足元もシックなブラックを選ぶのがベター。
SUGAR CANE BLACK COVERT ENGINEER PANTS
ヴィンテージにみられる、杢糸(黒と生成りの撚り糸)を綾織りした“コバートツイル” のワークパンツ。9オンスの軽やかな穿き心地が特徴で、ヴィンテージ同様の染料を使用しており、独特な経年変化を楽しめる。黒で統一したステッチによりシックな印象。