伊賀ドキの人 「お大事に」笑顔で元気を
稲本芽生さん(26)
「こんにちは」。ぱんだ薬局(名張市桔梗が丘5番町)のドアが開くと真っ先に飛び込んでくる笑顔の持ち主。
同市在住で、中学、高校とバレーボール部に所属していた。同薬局に就職して1年半。初めは患者の顔や仕事内容など、覚えなければならないことが数多くあり、大変だったというが、「いろいろ親切に指導して頂き、だんだん覚えてきた」と笑う。
柔らかい笑顔で丁寧な接客を心掛けているのは「来る時よりも明るく元気になって帰ってもらいたい」から。職場は「分からないことも聞きやすい環境で助かっている。とても居心地が良い」そう。「なんて可愛い子が入社してきてくれたんや」と先輩たちにも「場が華やかになる」「頑張り屋」「よく笑う」と可愛がられる妹的な存在。
なるべく待たせないように心掛けており、帰り際に掛ける「お大事に」の声にも〝元気を注入〟している。
休日は大阪、奈良にショッピングや映画鑑賞に出掛け、リフレッシュする。パティシエの学校に通っていたこともあり、スイーツを作るのも食べるのも好き。SNSでおいしそうなカフェを見つけると、友人とわざわざ足を運ぶそうだ。