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■海鮮居酒屋「磯丸水産」　浜松市中心部に新店舗オープン

海鮮居酒屋チェーン「磯丸水産」が11月22日、浜松市の中心に新店舗をオープンする。静岡県西部では初めての出店で、アクセスしやすい繁華街の立地と24時間営業の利便性で注目を集めそうだ。

オープン初日は生ビール「1円」で話題　「酔っ手羽」も浜松市に新店舗

磯丸水産は全国展開する居酒屋チェーンで、静岡県では静岡市に店舗を構えている。今回オープンする「浜松有楽街店」は浜松駅からも近く、仕事帰りのサラリーマンや学生、観光客など多様な層が立ち寄りやすい。

オープンに合わせて、11月25日から27日までの3日間、生ビール・レモンサワー・ハイボールのいずれか最初の一杯が10円（税込11円）になるキャンペーンが実施される。チラシ持参者が対象で、1人1杯まで。さらに1000円（税込）以上の注文が条件となるが、人気チェーンの新規出店としては破格の内容で、平日でも利用客が多く訪れる可能性が高い。

磯丸水産は、海鮮を目の前で焼きながら楽しめる「磯丸焼き」を特徴とする。浜松有楽街店でもシリーズを象徴する人気メニューがそろう。目玉となるのは、香ばしい香りが広がる「蟹味噌甲羅焼（税込659円）」。卓上コンロで焼き上げるスタイルで、磯丸水産の代表的な逸品だ。

そのほか、浜焼きを一度に楽しめる「浜焼きセット（税込2749円）」、鮮度を感じられる刺身6点盛り「ゲタ盛り（税込1539円）」、人気の海ぶどうをのせた「ひとくち贅沢こぼれ寿司（税込1099円）」など、多彩な海鮮メニューが並ぶ。さらに、「生本ズワイ蟹の刺身（税込1539円）」といった高級食材を使ったメニューもそろい、観光客や特別な日の食事にも利用しやすいラインナップとなっている。

■海鮮丼や定食　ランチメニューも充実

浜松有楽街店は24時間営業（11月22日と23日を除く）で、カウンター席とテーブル席を合わせて78席を用意している。1人飲み、昼飲み、ファミリー層の食事、女子会、深夜の軽い利用、忘・新年会など、利用シーンに合わせて柔軟に使える造りになっている。ランチ営業にも対応しているため、「手軽に海鮮ランチを楽しみたい」、「昼から少しお酒を飲みたい」といった需要にも応える。ランチは海鮮丼や定食など、メニューが充実している。

磯丸水産は都市部で深夜帯の需要を掘り起こしてきたことで知られ、浜松有楽街店の24時間営業化も、駅周辺の夜間から早朝の飲食需要を取り込む狙いがあるとみられる。浜松市では深夜営業を行う飲食店が減少傾向にある中、気軽に入れる海鮮居酒屋の24時間営業は、利用者にとって新たな選択肢となる。また、ファミリー層やシニア層が静かな時間帯にゆっくり食事を楽しむ場として、幅広い世代から注目される店舗になりそうだ。

■店舗概要

店名：磯丸水産　浜松有楽街店

住所：浜松市中央区鍛冶町318‐14 keiビル

営業時間：24時間営業（11月22日は午後4時〜11時、23日は午前11時〜午後0時）

（SHIZUOKA Life編集部）