子どもと保護者の両方と向き合うのが大変!絵画教室講師の愚痴!
宮藤官九郎さんがいろんな職業の愚痴を聞く番組。
11月8日の放送は、絵画教室講師の愚痴!
A さん
絵画講師歴約15年
自宅教室と某カルチャーセンターで教えている
・自宅教室
【大人教室】生徒7人(30代~40代)
自分の描く人物画の描き方を教えている
【子ども教室】季節に合わせたテーマに描くだけでなく、切ったり貼ったりも混じえたお絵描きを教えている
・カルチャーセンター
生徒は子ども4人(小2~小5)
毎回テーマを決め絵を描く
テーマに合わせたテクニックや表現方法を1つ教えるようにしている
Fさん
絵画講師歴3年6ヶ月
民間学童のお部屋を借りて、生徒は小1~小6まで15人
基本はカリキュラムに沿ってパステルや水彩などの絵画、工作、ねんどの造形を行う
高学年は自分が描きたい、作りたいものを中心に相談しながら指導している
A:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、子どもとの向き合いがめちゃくちゃ大変なんです。
宮藤:今日はなんでも、子供の愚痴がほとんどだと。
一同:笑笑
宮藤:子供と親の愚痴だと聞いておりますので。
A:そうですね。
宮藤:やっぱりFさんもそうですか?
F:大変ですね。ちょっと私は学童のかわりもあるので、ちょっと子守り的要素がすごく強いんですよね。「こういうこと学校でありましたよ」っていうことを「聞いて!聞いて!」って。「ママ!」って言われちゃうんですけど。
宮藤:ママだと思っちゃう?ママかどうかもどうでもいい?ママかどうかも、もはや関係ない。「私の話を聞いてくれ!」と?
A:あります。確かに。学校であったこととか、呪術廻戦の最終回とかも教えてもらったりとか。
一同:笑笑
宮藤:俺ね、自分の子供に絵を習わそうって思わなかったんですよ。なんでかは分からないけど。バイオリンを習わせたりとか、本人がやりたいって言ったものは、とりあえずやらしてみようっつって、いくつか行かして。いくつか飽きて、結局全部やめちゃったんですけどだけど。「絵」って言わなかったんですよね、多分うちの子が。だからだと思うけど、本人が思うんですかね?どうですか?いらっしゃってる子供たちは?
A:本人ですね。もう子供の頃から絵が好きだっていう人が多いですね。
宮藤:やっぱそうなんだ。
A:「ずっと絵を描いてるからどうですか?」って来る人が多いですね。
宮藤:なるほど!家で子供がずっと描いてるから、この子は絵が好きだから、習ったらもっと上手くなるんじゃないかとか。良い親ですね。
F:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、保護者のみなさんとの向き合いもめちゃくちゃ大変なんです。
宮藤:そりゃそうですよね!子供を預けてるわけですもんね。
F:そうなんです!
宮藤:何が一番クレームが多いですか?
F:「洋服が汚れた」とか「体が汚れた」とか。
宮藤:しょうがないでしょそんなの!自分の家汚れないだけありがたいと、ね!?まっすぐ家に帰ってきて、同じことを家でやったら家が汚れるわけですもんね!?それを、学童で済ましてきてるんだから服ぐらい・・・でも、そんな良い服着てたのかな?どうなんでしょうね・・・
F:なんかちょっと盛り上がると、うちの方だけなんすかね?髪の毛とか、最近紫とかやるじゃないすか?絵の具溶いて、毛とかに塗り出したりとかするんですよね。
宮藤:子供が?
F:はい。「おしゃれでしょう?先生!」みたいな。あとマニキュア塗ったりとか。あと男の子は、ドクロとか描いたり。ゾンビ風とか。すごいでも、クリエイティブなんで止めないんですよ私は。
宮藤:そうですね!
F:でも帰ったら、やっぱりちょっとクレームきますね
宮藤:クレーム来るんだ。いやだけど、独創的じゃないですか。そうでしょ?Fさんが「すごい!よく描いたね!」とか「かっこいいね!ドクロ!」とかって褒めるわけでしょ?
F:ちょっと褒めちゃうんですよね。
宮藤:それを親にも褒められるかと思って、家帰ったら「何してくれるんだ!」
一同:笑笑
宮藤:それも、子供も怒られるわFさんも怒られるわ笑 でも子供は楽しそうなんですもんね?
F:最高に楽しそうですよね!そういうときって!もうやんちゃで!
宮藤:ね!だから、保護者の方も褒めればいいのにね。
(TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』より抜粋)