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「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」に、東南アジアのアーティストが出展決定。六甲山の素材を使った作品も

神戸ジャーナル

8月から始まる現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」に、東南アジアのアーティスト2組が出展することが決まりました。六甲山付近の廃棄品などを使った作品も制作するそうです。

「六甲ミーツ・アート」は、毎年秋冬シーズンに六甲山上の観光施設を主な会場として行われるアートイベントです。2010年から始まり、これまでに約520組のアーティストが参加しました。

毎年このイベントには、公募で選出されたアーティストから国内外で活躍するアーティストまで参加し、既存作品や新作を展示しています。

今年は兵庫県神河町出身の女優・のんさんも参加決定。7年近く取り組んでいるという「リボンアート」作品を出展します。

さらなる国際展化に向けて、近年、現代アートファンや美術関係者らから注目が集まっている「東南アジア」諸国のアーティスト2組の出展が決まりました。

《Air》2011年 ©Khvay Samnang

クゥワイ・サムナンさんは、出身国・カンボジアにおける社会的な問題を主なテーマに、現地に足を運んで調査を重ね、軽快でユーモラスな作品に仕上げるアーティスト。この芸術祭では3点の映像作品を公開予定です。

3点の映像作品を出展でき嬉しく思います。「Air」は福島原発事故を受けて制作しました。「Enjoy My Sand」は、パフォーマンスにユーモアと不条理を取り入れました。カンボジアの砂がシンガポールの海岸線のために輸送されていたという、土地と資源管理の政治的、経済的影響を表しています。「Calling for Rain」は叙事詩「ラーマーヤナ」から思いついた作品で、3人の登場人物は猿が森、魚は水、ドラゴンは火を象徴しています。今回の3作は自然界4つのエレメント「空気」「土」「水」「火」を表します。これらがなければ、世界は理想的できちんとした、あるがままのやり方で機能できないのです。

クゥワイ・サムナン
1982年 カンボジア・スヴァイリエン出身、 同国プノンペン在住、2006年 Royal University of Fine Arts卒業(カンボジア)。1982年カンボジア⽣まれ。2006年プノンペンの王⽴芸術⼤学を卒業。カンボジアで最も重要なアーティストの⼀⼈であるクゥワイ・サムナンは、作品制作においてカンボジアの深刻な社会的問題について、現地で時間をかけて徹底的に調査、ヒアリングを重ねます。そして歴史に対して新たな解釈を⽰しつつ、⼟着な素材を⽤いた⽴体、インスタレーション、ビデオアート、⾃らの⾝体を⽤いたパフォーマンスなど、様々な⽅法で⽪⾁に、軽快に、ユーモラスに多層な意味を込めて表します。2015年ジュ・ド・ポーム国立美術館、CAPCボルドー現代美術館 、2018年 ハウス・デア・クンストでの個展、2017年、2022年(Sa Sa Art Projects のメンバーとして) のドクメンタなど、世界各地で様々な展覧会に参加しています。

《Pinarak》2023年、Wonderfruit Festival 2023(タイ)

Waft Lab(ワフラボ)は、アート・サブカルチャー・サイエンス・テクノロジーを包括した「DIY精神」を原動力に、領域をまたいだ実践を行うアーティストグループ。本芸術祭では、六甲山付近の廃棄品やリサイクル状況などを調査して、野外インスタレーション作品を制作するそうです。

アート、文化、自然が見事に融合した芸術祭に参加でき、嬉しく思います。このような機会は、私たちにとって非常に重要です。地域社会における環境問題への取り組みにどのように貢献できるのか?地元の知恵から何を学び、発展させることができるのか?どのようにすれば、現地の人々の心に響く、そして人々を巻き込む作品を作ることができるのか?私たちは山、人々、文化の豊かな相互作用を掘り下げたいと思っています。

Waft Lab
インドネシアのスラバヤを拠点とするWaft Labは、アート、サブカルチャー、サイエンス、テクノロジーを包括したDIY精神を原動力とし、領域横断な実践を行うグループです。2011年以来、Waft Labはワークショップ、ディスカッション、展覧会、フェスティバルなど様々な活動を開催し、斬新なアイデアの育成と持続可能なコレクティブのネットワーク確立を目的としています。産業的な景観と大量の廃棄物で知られるインドネシアの大都市のひとつスラバヤで活動するWaft Labは、この象徴的な生活環境をクリエイティブなプロセスに取り入れています。

会期
2024年8月24日(土)~11月24日(日)

会場
ROKKO森の音ミュージアム/六甲高山植物園/トレイルエリア/風の教会エリア/六甲ガーデンテラスエリア/六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)/六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅/兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)/六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)
※ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア(一部会場)、風の教会エリアは有料会場

チケット料金

現代アートはこれまで、欧米を中心とした美術史の流れのなかで、さまざまな表現が生み出されてきましたが、今は欧米の視点とは異なる文脈の表現が発表されている「アジア」に関心が集まっているそうです。そんな海外アーティストの作品を神戸で見られる機会なので、興味がある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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