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清川村 新茶の摘みごろ始まる 5月2日は八十八夜

タウンニュース

守屋会長の家では2tほどの生茶を収穫する

「夏も近づく八十八夜―」。唱歌「茶摘」の歌詞にあるように、立春から数えて88日目にあたる5月2日は新茶の摘みごろといわれている。

清川村内では現在、20軒が茶樹を栽培している。村で茶樹の栽培が始まったのは50年ほど前で、村農業委員会の守屋力会長は「30年前ほどは倍近い数があった」という。しかし「東日本大震災の風評被害やコロナ禍で葬儀の規模が小さくなりお茶の需要も減った。さらに担い手不足もあって栽培をやめる人が増えてきた」と話す。

村で収穫された茶葉は足柄茶の荒茶として村内で加工し、県農協茶業センターへ出荷している。足柄茶は1925年に山北町で栽培が開始されて今年で100周年。農業委員会でも6月1日(日)に開かれる「清川産業まつり」で、100周年記念ボトル缶を販売し、PRに協力する。

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