超刺激的で“火を噴く”ウマさ!? 四川名物の水煮牛肉【中国四川麺飯店 一燈】富山駅近グルメ
暑くなってくると、辛いものが食べたくなるっていう人、いませんか?
ハバネロやブート・ジョロキアなどの唐辛子や香りも高い青唐辛子、ピリッと刺激的な黒胡椒に舌がシビれる花椒など、スパイスたっぷりの激辛料理で汗をかくと食後の爽快感がたまりませんよね。
中には「辛ければ辛いほどいい」という人もいるでしょうが、辛味と一緒に旨みや香りが広がってこその激辛料理。
今回は、そんな辛いものが好きな人にぴったり、本格四川中華の店で食べられる辛さもうまさもMAXの1品です。
富山駅近の本格中華の店「一燈」
店の名前は「中国四川麺飯店 一燈」。
富山駅北口を出てすぐ、オーバードホールに隣接するアーバンプレイスの地下1階にあります。
四川料理を中心とした本格中華料理やラーメンがお手頃価格で楽しめるとあって人気の店で、店主自らが足を運んで仕入れた本場のスパイスを使った料理が自慢です。
▽一燈の担々麺と麻婆豆腐を紹介した記事はコチラ!▽
超刺激的! 唐辛子たっぷりの「水煮牛肉」
本場のスパイスを効かせた一燈のメニューのなかでも、特に刺激的なのが「水煮牛肉」。
「スイジュウニュウロウ」と読みます。
“水煮”という名前だけ見ると、日本人的にはさっぱりした煮物を連想してしまいそうですよね。しかし、実際に料理を見ると驚きます!!!
グツグツと音を立てて運ばれてきた土鍋の中には大量の唐辛子。熱せられた油で真っ赤に煮え立っています。
立ち上る湯気だけで辛味成分でむせてしまうほど。
「水煮(スイジュウ)」とは中華の技法で、辛いスープで肉に火を通す調理法のこと。
「水煮牛肉」は、まず唐辛子の風味をうつした油に、生姜・ニンニク・豆板醤を入れて炒めます。そこに酒や中華スープ、酸辣醤を加えて野菜を煮込んでいきます。見ているだけでも刺激が伝わってきます…。
次に、鍋から野菜を取り出し、残ったスープで下味をつけた肉を煮込みます。
とろみがついたら器に盛り付けて、ここで大量の唐辛子を投入!!!
肉も野菜も見えなくなりました。
ここに鍋で熱した特製ラー油をたっぷり注ぎます! 高温の油でさらに刺激を増す唐辛子の香りが立ち上ります。
これで、水煮牛肉のできあがり。
「一燈」の国産牛の花山椒煮込みです。
刺激的な辛さの中に肉や野菜のうまみたっぷり
辛いもの好きにはたまらない超刺激的な辛さですが、野菜と肉、中華スープのうまみがしっかり活かされています。
表面に唐辛子が乗っていてるので、食べる前によく混ぜて肉と野菜に辛さをまとわせるのがポイントです。
肉は、大きさも辛さもハイレベルな食べごたえ。
辛さばかりに注目してしまいますが、やわらかくてトロトロ。「チャン」という下味をつけて素材をコーティングしうまみを逃がさないように調理する技法で、辛さのあとからうまみが追いかけてきます。
ごはんとの相性も抜群! 濃いめの味付けなので、とにかく米が進みます。
四川では定番料理である水煮牛肉。刺激的な辛さだけでなく、旨味などが複雑に絡み合った一燈の味は、かなり本場の味に近いものなんだそう。
辛いもの好きな方はぜひ一度味わってみてください!
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2025年7月4日放送
記事編集:nan-nan編集部
【中国四川麺飯店 一燈】
住所 富山県富山市牛島町18-7アーバンプレイス B1F
営業時間 11:30~14:00、17:30~23:00
定休日 日曜(土曜の夜は予約のみ営業)