【掛川・蕎麦招人 仟(せん)】道の駅食材の天ぷらそば 幻の山菜「ムカゴ」ってなんだ?
静岡・掛川市に、ご当地食材を使った料理を提供するそば店があります。こだわりのそばと一緒に味わいたいのが地元野菜の天ぷら。中でも、珍しい「ムカゴ」の天ぷらは絶品です。
【画像】肉厚シイタケの天ぷら! この記事のギャラリーページへ国道1号線バイパス沿いにある「道の駅 掛川」から車で約10分のところに「蕎麦招人 仟(せん)」があります。
店主・塚本竜大さんは、そばを打ち続けて30年。
確かな技術と掛川ならではの食材を使った、オリジナリティあふれるそばが評判です。
道の駅食材の天ぷらそば
蕎麦招人 仟の“自慢のアレ”は「天ぷらそば」。
カツオ節の香りがひろがる「かけそば」に、エビや地元野菜の天ぷらが5種類。掛川のめぐみを堪能できる一品です。
天ぷらには、道の駅 掛川で仕入れたムカゴ、シイタケ、サツマイモを使っています。
「ムカゴ」は、あまり見かけることのないご当地食材。
実は掛川市は自然薯の生産地です。
その自然薯の葉の付け根にできるムカゴは栄養価が高く、産地でしか出回らない「幻の山菜」と呼ばれているんです。
ムカゴは油との相性も良く、揚げると甘味が強くなりマヨネーズのようなコクが出ます。
サツマイモは、甘みが強くねっとりとした食感が特徴の「紅はるか」。
コーン油とごま油をブレンドした天ぷら専用の油で揚げています。
そばは、茨城産と福井県産のそば粉をブレンドした二八そば。
一般的なものより太く切っているので、よりそばの味を楽しめます。
ダシは、鹿児島産の本枯れ節のみ。22年熟成したものを長時間かけて煮だしているので、濃厚な味わいです。
かえしも、濃口しょうゆをベースに常温で熟成させているので、角がなくまろやかなそばつゆです。
道の駅 掛川の食材はもちろん、エビとリンゴの天ぷらも格別でした!
■店名 蕎麦招人 仟
■住所 静岡県掛川市水垂909-1
■営業時間 11:00~14:00
17:30~20:00
■定休 月※祝日の場合は翌日
■問合せ 0537-21-7660
※この記事は2025年1月18日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。