Yahoo! JAPAN

『メンタルが弱い犬』にすべきではないNG行為4つ 繊細な犬の特徴から飼い主がしてはいけない行動の理由まで

わんちゃんホンポ

繊細な犬の特徴とは

環境の変化に適応するのが苦手

繊細な犬は、環境の変化に適応するのが苦手です。

リビングの模様替えをするとき、大型の家具や家電を動かすなど、大掛かりな模様替えをすると、「リビングは落ち着かないな…」と、居づらくなってしまうことがあります。

慣れた場所にお出かけするのは大丈夫なのですが、初めての場所にお出かけすると、怖くて体がガタガタと震えたり、ストレスから下痢や嘔吐をしたり、体調を崩してしまうことがあります。

他人や他犬と慣れるまでに時間がかかる

繊細な犬は、他人や他犬と慣れるまでに時間がかかります。

初対面の他人や他犬に対しては、唸り声を上げたり吠えたりしますし、飛びかかって攻撃しちゃいそうになることもあります。

相手によっては、“いつまで経っても慣れてくれなくて吠えるから嫌になっちゃう”なんてことがあるかもしれません。

お友達を作りたいときは、繊細な愛犬と相性のよい相手を見極めることが重要です。慣れるまで気長に付き合ってくれる相手がよいと思います。

臆病でビビリ

繊細な犬は、とにかく臆病でビビリです。

怖くて声も出せず、身動きもできなくなってしまう犬もいます。その一方で、怖い対象である相手の姿が見えなくなるまで激しく吠え続ける犬もいます。

お散歩中、その場から動けなくなってしまうタイプの犬もいれば、激しく吠えてお散歩どころではなくなってしまうタイプの犬もいるため、飼い主はかなり苦労するでしょう。

メンタルが弱い犬にすべきではないNG行為

1.声をかけずに触れること

メンタルが弱い犬に声をかけずに触れることは、すべきではないNG行為です。

気づいているだろうと声をかけずに触れると、ビクッと驚かせてしまうことがあります。飼い主がこのような行為をすると、人に触れられることに恐怖を持ってしまうことがあります。

名前を呼び、こちらに注目してもらってから触れるようにしましょう。我が家の愛犬は臆病でビビリなので、「おててちょうだい?」などと声をかけてから触れるようにしています。

2.大声で叱ること・大きな物音を立てること

メンタルが弱い犬を大声で叱ったり、大きな物音を立てたりすることは、すべきではないNG行為です。

犬の悪い行動や危険な行為を発見したとき、大声で叱ると、ただただ恐怖心を与えてしまうだけになってしまうことがあります。

悪い行動や危険な行為をやめさせたいからと、大きな物音を立てるのも同じことです。

飼い主としてすべきではない叱り方です。咄嗟のときは、「ダメ!」と一言だけ声をかけるようにしましょう。

3.生活環境を頻繁に変えること

メンタルが弱い犬が暮らす生活環境を頻繁に変えることは、すべきではないNG行為です。

愛犬に適した環境を整えるまでは、あれこれと試行錯誤しながら変えることがあるかと思いますが、今愛犬が落ち着いて過ごせる生活環境なのであれば、そのまま維持することが大切です。

メンタルが弱く臆病でビビリな犬は、模様替えや家具の買い替えなどで生活環境が変わる度に、新しい家に引っ越してきたばかりのときと同じくらいストレスを感じることがあります。

4.失敗を笑ったり叱ったりすること

メンタルが弱い犬の失敗を笑ったり叱ったりすることは、すべきではないNG行為です。

自信を失ってしまうことがあります。ひどく落ち込んで悲しい思いをすることがあります。

とくにトイレの失敗を笑ったり叱ったりすると、室内のトイレで排泄することができなくなったり、飼い主の前で排泄することができなくなったりすることがあります。

失敗に対して反応を見せるのではなく、成功したときに思いっきり褒めてあげましょう。

まとめ

メンタルが弱い犬にすべきではないNG行為を4つ解説しました。

✔声をかけずに触れること
✔大声で叱ること大きな物音を立てること
✔生活環境を頻繁に変えること
✔失敗を笑ったり叱ったりすること

このようなNG行為は飼い主がすべきではないことです。

飼い主は愛犬にとって、安心できる存在、落ち着ける存在、全てを許せる存在でなければなりません。

メンタルが弱い犬には、優しくポジティブな言葉をかけ、小さなこともたくさん褒め、自信を持たせてあげることが大切だと思います。

【関連記事】

おすすめの記事