「目標達成できる人」がやっている、おすすめツールの始め方
「自分のやりたいことがわからない」「ただなんとなく仕事をしている」
そんな悩みを抱えている方も、少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「マンダラチャート」です。マンダラチャートとは、目標達成に必要なことを書き出すシンプルなツール。誰でもすぐに実践でき、日常生活はもちろん、ビジネスの場でも応用できます。
マンダラチャートを使えば自己理解ができ、やるべきこと、本当にしたいことが明確になります。今回は、マンダラチャートの作り方や作成時のポイントをご紹介します。
マンダラチャートとは
マンダラチャートは、81マスに区切ったスペースの中心に目標を書き、目標を達成するための具体的な行動や必要な要素をその周りに書き出すというもの。
新しい視点から自分を捉え直すことで、これまでとは異なる発見や気づきが得られます。
また、今まで無意識だった考えや感情が整理され、自分の内面をより深く理解できるようになるかもしれません。
マンダラチャートの作り方
マンダラチャートは以下の流れで作ります。
1. 目標を中央のマスに書く:まず、自分の目標や目的を中心に書きます。これがマンダラの核となる部分になります。
2.目標を達成するために必要な行動を書く:目標を達成するためにはどのようなことが必要かを考え、中央から放射状に書き出していきます。
たとえば、「副業で5万円を稼ぐ」という目標を中央に書いた場合を見ていきましょう。目標を達成するために必要なことを、思いついたものから以下のように書き出します。
・食事管理
・モチベーションの維持
・時間の確保
それらの要素をさらに細分化し、具体的な行動を書き出します。「食事管理」であれば、次のようなことです。
・栄養バランスの良い食事
・深呼吸
・体を冷やさない
このように、目標達成に向けたやるべき行動を広げて書いていきましょう。体系的に整理することで、自身の取り組むべき事項が明確になっていきます。
マンダラチャートを作るときのポイント
具体的な数字を入れる
マンダラチャートの中心となる目標は、抽象的なことではなく、できるだけ具体的な数字を書きましょう。
例えば「体重を減らす」ではなく「副業で5万円を稼ぐ」といった具合です。さらに「◯月までに」など期限を設けてみるのもおすすめです。
明確な数字を書くと、達成するためにどのような行動が必要か、自然と見えてくるはずです。
書きやすいところから始める
マンダラチャートのマス目は順番に埋める必要はありません。書きやすい目標から埋めていきましょう。
順番にこだわると途中で書く手が止まってしまい、モチベーションが下がってしまう原因になりえます。書きやすいところからどんどんと埋めていくことで、徐々に全体像が見えていきます。
定期的に作り直す
マンダラチャートを作成した後は、定期的な見直しを行いましょう。
目標達成への進捗状況に合わせて、必要に応じて修正する必要があります。状況の変化に合わせて、チャートを最適な状態に変更することが大切です。
数ヶ月〜1年程度で、目標の達成状況やライフスタイルの変化などを踏まえて、チャート全体を見直すことをおすすめします。常に自分に合った最新の行動計画にアップデートしましょう。
マンダラチャートを使えば、自己理解が深まり、やるべきことが明確になります。
「日々なんとなく過ごしている」「充実感のある生活を送りたい」という方はぜひ、マンダラチャートを作成してみてくださいね。
(ウェルなわたし/下田 真理子)