グルート単独映画が企画中?ヴィン・ディーゼルが示唆「グルートが母星に帰る映画だ」
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の愛されキャラ、グルートの単独映画が企画されている?本国版で声を務めるヴィン・ディーゼルが、Instagramにて突如示唆した。
“I am Groot”しか喋ることのできないグルートといえば、銀河のならず者チーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの1人。2014年の1作目では大きな木の姿で登場すると、2作目『リミックス』(2017)ではベビー・グルートとして愛嬌を振り撒き、ファンを虜にした。少し成長してアベンジャーズとも共闘した後、『VOLUME 3』(2023)でもまた感動的な瞬間を演出した。
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そんなグルートに単独映画が?ディーゼルはで「ディズニーが『プラネットX』を求めている!」とコメント。「なんでも、マーベルで最も期待されている映画ということだ、ハハ。グルートが故郷の惑星に帰る映画だ」と説明した。
ディーゼルが言及しているのは、マーベル・コミックにおける『X-MEN』の"プラネットX”シリーズのことではなく、グルートの母星のことだろう。原作コミックでグルートは樹木の種族フローラ・コロッシの棲むプラネットXから追放されたという背景を持つ。
実はディーゼルは2022年にも、ミニシリーズ「アイ・アム・グルート」の配信に合わせて「マーベルが『プラネットX』の映画を作りたがっても不思議ではない」とことがある。ディーゼルのInstagramには、さまざまな示唆や可能性も含めて率直なコメントが書かれることが多いので、今回のグルート単独映画についてもどこまで具体的なものであるのかは不明だ。
ちなみにジェームズ・ガンはマーベル在籍時、ロケット&グルートの単独映画を希望していたのだが、代わりに『VOLUME 3』を進めるよう説得されたと。『VOLUME 3』がロケット中心の物語となったのはその名残なのだろう。であれば、今度は確かにグルートを掘り下げる機会があってもおかしくないはずだ。
一方、周知の通りガンは現在マーベル・スタジオを離れ、DCスタジオの代表を務めている。グルート育ての親とも言えるガンなくして、果たしてプラネットX企画はどのように進められるべきだろうか?「マーベルで最も期待されている映画」と豪語するディーゼルの書き込みは、どこまで本気のつもりなのだろう?