【知ってた?】マルタイの皿うどんには『太麺』がある!! 細麺と比べた結果 → やべえ食い方を発見してしまった
みんな大好き『マルタイの皿うどん』に「太麺タイプ」が存在していることを知ったのはつい先日のことである。新製品だろうか? と思って調べると、10年くらい前から存在していたらしい。え、マジ? 本当に?
私はマルタイの皿うどんを常食(週に1回くらいの割合で)している者なので、スーパーのマルタイ皿うどんコーナーは比較的マメにチェックしているほうだと自負している。そんな私が今まで気づかなかったということは、他にも知らなかった人、多いんじゃないかな!?
ってことで発売日とかは完全無視して、マルタイ皿うどんの細麺・太麺を食べ比べてゆくう!
・開封してゆくう
こちらが太麺タイプのマルタイ皿うどん。マルタイは福岡の企業で、皿うどんもさることながら棒ラーメンが有名である。
ちなみに皿うどんのお膝元・長崎出身の御花畑記者によると、長崎でもマルタイの皿うどんはメッチャ売られているらしい。予想だけど、皿うどんって東日本より西日本で人気が高いんじゃない? だから東京では太麺タイプがあまり流通していないと、そういうことなんじゃないですかね……? (違ったらすみません)
おお……これは、かなり、太い!
直径でいうと細麺の5倍はあろうかという太麺タイプ。サイズ感は同じだが、重さは細麺の約1.5倍ある。
皿に盛ると、ボリューム感の違いはますます歴然となった。この日の購入価格は200円弱と、どちらもほぼ同じ。この段階でおトク度は太麺が歴然。
・食べ比べてゆくう
材料する具材は太麺・細麺ともに同じ……というより、皿うどんは割とフリースタイルな料理なので、どちらも好みの具材を揃えればOKだ。 “もやしのみ” とかも意外とイケるよ!
作り方もほぼ同じなのだが、唯一異なるのは「細麺より太麺のほうが水の分量が少ない」という点だった。
水が少ないと当然ながら粘度の高い “あん” が完成する。太麺にはネットリあんが合う、ということなのだろうな?
皿うどんはスピードが命! さっそくこの日出勤していた面々に試食をお願いした! ……のはいいが、なんと「皿うどんを給食でしか食べたことがない」と言い出したのは中澤記者だ。
これほど皿うどんが溢れた現代において30年近くも皿うどんを避けて生きられたことに驚きを隠せないが、 “学校給食で皿うどんが提供されていた” という話も、にわかに信じがたいものである。中澤記者の通っていた大阪の校区では “給食に皿うどん” が普通の光景だったのだそう。マジ……?
「これはパリパリのまま食べるのが正しいのか、それとも水分を染み込ませて食べるのが正しいのか?」などと言い出す中澤記者。どうやら皿うどん素人というのはマジ話らしいので、「両方楽しめるのが皿うどんの魅力だ」と優しく教えておいてあげた。
中澤「素人だから大したコメントはできないけど……個人的な好みでいうと、細麺のほうが好きです。最初のパリパリがおいしい。太麺は、それほどパリッとしていないですね」
サンジュン(リンガーハット好き)「この太麺、見た目的に “中華料理屋のカタヤキソバ” みたいな感じを想像してたけど、実際はかなりソフトだな。本数が多いぶん、まとめて食べると細麺のほうが層が厚くて口当たりがいい。どっちもおいしいんだけど、総合力でいうと細麺の勝ちかな」
・オススメの食べ方紹介してゆくう
……といった具合に「どちらもおいしいが、どちらかを選ぶとすれば細麺」ということで意見は完全一致となった。一般的に皿うどんといえば細麺が主流なので、まぁ当然っちゃあ当然である。
私個人としては、細麺が “麺類を食べてる” 状態なのに対し、太麺は “ポリポリする野菜炒めを食べてる” みたいなニュアンスであるように感じた。ただでさえ水分が少ないところへきて、太麺ゆえいつまでも麺がフニャフニャにならないのが特徴。
よって「皿うどんの麺がフニャフニャになるのが許せない」という人は太麺向き、逆に「フニャフニャになるからこそ皿うどん」派の人は細麺向きといえるのではないか。あと “あん” の味も太麺と細麺で異なるので、ともかく皿うどんファンは両方食べてみるべき。
ちなみに……超個人的な趣味嗜好ではあるが、マルタイ皿うどんのメッチャおいしい食べ方を発見したので最後にご紹介しておこう。それはズバリ……
「そのまま食べる」!
クラッカーのような心地よいサクサク感と揚げ物特有の香ばしさが合わさり、「中国かタイあたりにこういうお菓子がある」と言われたら軽率に信じてしまいそうだ。これは細麺や中華屋のカタヤキソバはない特徴であり、現に私はすでに2袋ぶんをスナックとして平らげている。
保証は一切できないが、興味のある方はぜひお試しを!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.