「モラビト」などを手掛けるキングの中間期決算はアパレル事業が5600万円の営業赤字
「モラビト(MORABITO)」や「レティシア(LETICIA)」などのブランドを手掛けるキングは11月5日、2025年3月期の中間期決算を発表した。売上高は38億7600万円(前年同期比4.8%減)、営業利益は3億4000万円(同25.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億5500万円(同8.1%増)だった。
キングは、アパレル事業、テキスタイル事業、エステート事業を展開しているが、主力であるアパレル事業が天候などの影響で苦戦し、売上高は前年同期比6.0%減の30億900万円、営業利益は5600万円の赤字(前年同期は5600万円の営業利益)と営業赤字だった。
テキスタイル事業は、売上高は前年同期比1.8%減の3億7800万円、営業利益は同17.4%減の2600万円だった。エステート事業は、東京、京都、大阪で不動産の賃貸事業を展開しており、売上高は前年同期比0.6%増の4億8800万円、営業利益は同1.6%増の3億7500万円だった。
2025年3月期の通期業績予想は、売上高は87億円(前年同期比1.8%増)、営業利益は11億2000万円(同12.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億8000万円(同46.3%増)としている。