『ワイルド・スピード』ジョン・シナ、ミニカー「マッチボックス」実写映画に出演 ─ 『タイラー・レイク』監督で新カー・アクション人気確立なるか
人気カー・アクション映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2020)では主人公の兄弟ジェイコブ・トレット役として豪快なハンドル捌きを見せたジョン・シナが、米マテル社のミニカー・ブランド「マッチボックス」の実写版映画に出演することが分かった。新たなるカー・アクション映画の爆誕となりそうだ。
米によると、Apple Original Filmsが米スカイダンスとマテル・フィルムズによる企画を獲得。現時点で実写版映画の物語やシナが演じるキャラクターについては明かされていない。シナは、カメオ登場を果たした『バービー』(2023)に続いてマテル・フィルムズとタッグを組むことになる。
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「マッチボックス」は、自動車愛好家のジャック・オデルの考案により、1953年にイギリスで誕生。マッチ箱を模したデザイン・パッケージで販売がスタートし、幾度の買収を経て、1997年からはバービー人形などを擁するマテル社傘下のブランドとして再出発を切った。70年以上にわたり根強い人気を誇るミニカーは、世界中で毎秒2台が売れているという。
アイコニックなミニカーからインスピレーションを得た実写版映画でを務めるのは、『タイラー・レイク -命の奪還-』シリーズで知られるスタンマン出身のサム・ハーグレイヴ。肉体的なアクションを得意とするが、ジョン・シナと共にカー・アクション・ジャンルに新風を吹き込むか。脚本は、『エスター ファースト・キル』(2022)のデイビット・コッゲスホール、『アダム&アダム』(2022)のジョナサン・トロッパーが担当する。プロデューサーに名を連ねるのは、、スカイダンスのデヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー、マテル・フィルムズのロビー・ブレナー。
レスラーから俳優に転身したシナは、『ワイルド・スピード』シリーズのほか、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)や『ジャックポット!』(2024)「ピースメイカー」(2022-)など次々に話題作に出演し、そのキャリアは右肩上がり。アクション分野だけでなく、『ザ・バブル』(2022)『ダイ・ハート2:ダイ・ハーター』(2024)などで見せたコメディ演技も得意としており、ますます活躍の幅を広げている。
なお、『バービー』(2023)を世界中で大ヒットさせたマテル社は、自社ブランドを活用した映画製作に積極的な姿勢を見せており、もう一つのミニカーブランド「ホットウィール」の実写版映画のも進行中だ。
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