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褒めるときは「結果」と「過程」の両面から?タイプによって褒め方を変えると効果的なワケ【眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話】

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褒めるときは「結果」と「過程」の両面から?タイプによって褒め方を変えると効果的なワケ【眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話】

褒めるときは「結果」と「過程」の両面から!

「よくやってくれたおかげで今月トップだよ」

「勝ち負け」と「過程」を意識する

組織やチームでの仕事を成功させるには、部下のやる気を引き出していくことが必要です。そのためには、何と言っても上手に褒めてあげることがポイントになります。しかし、ひとえに「褒めフレーズ」といっても、相手がどんなタイプの人かによって、使い分けなければなりません。

まず意識したいのは、とにかく「勝ち負け」にこだわる人です。そんな相手には、具体的な数字や結果を入れた言葉で褒めるのが重要。「今月トップだよ」や、「3期連続でMVPだな!」というように、そのすごさを数値化して褒めましょう。それによって、褒められたほうは、勝利を実感し、モチベーションも上がります。なお、このタイプの人は、より多くの人から褒められることに喜びを感じます。そのため、「部長も褒めていたよ」というように、「みんなからの評価も高い」と伝えればなお効果的です。

一方、勝ち負けよりも、「過程」や「雰囲気」を重要視する人もいます。そんな人には、「◯◯さんのおかげで、楽しくやれた」や「大変だったと思うけど頑張ったね」など、より感情にフォーカスした褒め方をしましょう。このタイプの人は、身の回りの人に褒められたいことが多いもの。「◯◯さんのおかげで職場が楽しくなっている」など、身近な人を引き合いに出すと喜ばれること間違いなしです。

もちろん、どちらかのタイプに限らず、両方の側面を持っている人もいるので、それぞれのエッセンスを組み合わせて、上手に褒めるよう心がけましょう。

特性を押さえて上手に褒める

「勝ち」「負け」にこだわるタイプの人は

「褒められたこと自体」が誇らしいと感じる数字やデータで勝利を実感することで、モチベーションが上がる「過去最高の売上だね」など、具体的な量や数字を出して褒める「みんなからの評価も高いよ」というように、ほかの人も認めているというニュアンスを入れる

「過程」を重要視するタイプの人は

「勝ち」「負け」にはあまりこだわらない身近な人に喜んでもらえることが、モチベーションにつながる「大変だったのに頑張ってくれた」「おかげで楽しかった」など、感情にフォーカスして褒める褒める際は、「あなたのことをちゃんと見てますよ」という共感のニュアンスを込める

→褒める際は、「あなたのことをちゃんと見てますよ」という共感のニュアンスを込める相手のタイプを見極めて、「結果」と「過程」の褒め方をうまく取り入れる。両方のアプローチを組み合わせることも有効

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話』著:五百田達成

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