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『トランスフォーマー/ONE』はマイケル・ベイ実写版に繋がる?プロデューサーに聞いてみた

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『トランスフォーマー/ONE』は、オプティマス・プライム、メガトロン、バンブルビーといったお馴染みのロボットたちの“若き日々”を描く試みのフルCGアニメだ。時系列としてはマイケル・ベイ監督らによるこれまでの実写映画シリーズの過去にあたるわけだが、今後物語が続いていけば、過去の実写版につながっていくことはあるのだろうか。

Ⓒ2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. Ⓒ2024 HASBRO

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『トランスフォーマー/ONE』のジョシュ・クーリー監督は以前、本作について「実写版の直接的な前日譚ではない」と発言していた。筆者はこの点について、シリーズのプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラにインタビューで直接確認した。

ボナヴェンチュラから得られた回答は、「繋がらないと思います」というもの。もっとも、「誰に聞くかによりますね」と笑い、曖昧な含みも残した。

「今作は3億年から30億年前の話です。実写版とはかなりの時間の開きがある。正直、オプティマスがあの惑星を去るまでに、メガトロンとオプティマスの関係にはまだまだ成長の余地があります。だから、まだサイバトロン星でやるべき物語がたくさんあるんです。」

なお現在、ボナヴェンチュラは『トランスフォーマー』と『G.I.ジョー』がクロスオーバーを果たす実写映画を企画中だ。この夢の映画では、今作『トランスフォーマー/ONE』での経験が活かされることになるという。

「ある意味で、本作が非常に深い影響を与えます。なぜなら、本作には人間のキャラクターが全く登場しない。普段は人間のキャラクターが持つ感情表現が、今回はロボットで描かれた。そして今作で、皆さんは完全な人格を持つロボットたちと出会いました。これからまた以前のようなロボットの描き方には戻らないと思います。今回のアプローチを、今後の実写版にも活かします。」

このフランチャイズは『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)でも新たな物語を始めたばかりだったが、あえて今『トランスフォーマー/ONE』で過去に戻った理由を尋ねてみると、「そこに素晴らしい物語があって、ずっとやりたいと思っていたんです。そして今こそ、その時だと思いました」と回答。「今の現実世界と大いに関係するようなテーマがあります。だから、今ならこの物語は共感を得られると思った。それから、ファンの皆さんには新しい体験を与え続けたいですから」と笑顔を見せた。

『トランスフォーマー/ONE』は公開中。

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