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海上釣り堀『小島養魚場』で仲間とのんびりナイトアジングを満喫【大阪】

TSURINEWS

小島養魚場でアジングを堪能(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

エリアトラウト仲間と訪れたのは、大阪・岬町の小島養魚場。自然の地形を活かした海上釣り堀で、夜のアジングに挑戦!釣果はいかに?

小島養魚場でアジング釣行

普段はエリアトラウトの釣り場で会う仲間から「久しぶりにアジングをしたい」とリクエストがあった。今回は、大阪府最南端の岬町にある小島養魚場にアジングをしに行った。

小島養魚場といえば、筆者は2023年のアジングカップ全国大会に出場して以来の訪問となる。小島養魚場はテトラポッドで囲まれた湾内に金網が張り巡らされた自然地形をうまく利用した海上釣り堀である。

タイやブリなどの定番魚種に加えて、シマアジや冬季にはサーモントラウトなど、さまざまな種類の魚種が放流されており、アジは放流されているのではなく、金網から入ってきて居心地の良い養魚場内で育っている状態である。

そのアジが釣れると評判になり、週末の17:30~22:00までの間に夜釣り時間が設けられている。筆者らはもちろん、17:30~の夜釣りタイムにチャレンジすることとなり、週末の土曜日の時間に集合することとなった。

小島養魚場入り口(提供:TSURINEWSライター・福岡崇)

夕マヅメから釣行開始

筆者は17:30ギリギリに到着。皆さんはすでにそろい踏みで「一番遅いで~っ」と言われてしまった。さっと準備を済ませて券売機で入場券を購入。夜の部は男性2,500円(税込)だ。早い者順でポイントに入るが、筆者らのグループは8名と大所帯なので、入口から少し入った場所にエントリーとした。

早い時間帯はちょうど夕マズメに当たるので、回遊する個体が浮いてくるだろうと考えて沖から順番に釣っていく作戦に出る。しかし誰も釣れていない。以前の大会の時はあれだけ浮いていたのに……。

フォールで豆アジヒット

ふと海面を観察すると、豆アジサイズが水面下1m以内を泳いでいるのを確認。これはスローフォールで見せてみるしかないと思い、0.6gのジグヘッドにチェンジ。

潮の流れも考慮して、少しアップ気味にキャストして見えているレンジでフワフワアクションさせるとヒット! 仲間内で1番にヒット。すぐに周りに共有して攻めてもらうと、ポツポツと出だした。

この釣り方は見えている時は効果的だが、日没後はかなり厳しい。予想通り、手前のアタリは日没後に消え始めて当たらなくなった。再び沖目の場所を攻めることとする。フルキャスト後にじっくりと沈めて狙いのレンジに入れていると釣れるが……。

スローフォールで本命ヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇)

自作ジグヘッドでアジ連発

しばらくは0.6gのジグヘッドで攻めていたが、キャストからヒットまで約3分ほどかかり、効率的ではない。果たして釣れるのは0.6gのジグヘッドだけなのか?

0.8gのジグヘッドに交換して、さらに遠く、そして少し深めのレンジを流してみると……。1投目から「コン」というアタリ。しかもサイズが少しだけ大きい。再現性はあるのか? 再度流すと再びヒット! これはパターンかもと感じて、周りに共有。

しかし、「0.8gのジグヘッド持ってきていない」とのこと。今回使用しているのは自作のタングステンジグヘッドなので、運よく量産していたため、みんなに配布。

付け替えてもらうと連発して、みんな安打となった。釣ったアジはNさんのクーラーにどんどん入れていたが、ついにパンパンになってしまった。そこからは自分のクーラーに入れていくが、なかなかのハイペースで釣れており、筆者のキープ分はすぐに十分となった。

最終釣果

あっという間に終了時刻の22:00を迎えた。Nさんのクーラーに約20匹、筆者のクーラーで11匹であったので、時速7匹ほどのペースで釣れたことになる。最後に集合写真を撮ってお開きとした。

普段のアジングでは、人がいない夜の漁港でひっそりと竿を振ることが多いが、たまには仲間と、足場の良い“必ず魚がいる”海上釣り堀でのアジングも良いものだ。入場料はかかるが、安全性の面でいえば代えることはできないだろう。

また、トイレや自販機があるという点でも、女性や子どもにも優しい釣り場であるといえる。そんな楽しい夜は深夜になり、最後に集合写真を撮り、帰路についた。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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