東急不動産、ドローンを防災に活用するイメージを渋谷区民に公開
東急不動産株式会社は、2024年6月8日、「令和6年度渋谷区総合訓練 渋谷防災キャラバン」(以下、渋谷防災キャラバン)において、「渋谷区×東急不動産」として初めて、ドローンを防災に活用する防災啓蒙企画を合同出展したと発表
渋谷防災キャラバンは、地域で防災活動を続けてきた自主防災組織と渋谷区が共に実施する誰でも気軽に楽しく参加できる体験型の防災訓練となっております。今年度、渋谷区内であと4回の開催を予定している。
渋谷区と東急不動産で取組む災害用ドローンの導入・活用に向けた官民合同プロジェクトにおいて、災害時に想定しているドローンの活用シーンを体験する企画として、実際にカメラと拡声器を搭載したドローンを飛行させ、上空からのカメラによる被害状況の確認、音声誘導の体験企画を実施した。
被害状況の確認では、上空からドローンが映した来場者の姿をモニターに投影し、カメラをズームにした時の映像のクリアさなどを確認した。暗いところでも撮影できる赤外線カメラで機能紹介も同時に行った。
音声誘導の体験企画では、その場でドローンから声を出してみたい子供を募り、子供には「聞こえたら手を振ってください」と話してもらい、その声に応じて観客が手を振る、という避難誘導の一連の動作を実施した。
また、室内では子供向けのドローン操作体験ブースを企画・実施したほか、開会式では複数のドローンが色を変えながら規律正しく飛び交うドローンショーも実施した。
今年度の残り4回の渋谷防災キャラバンにおいても同様の出展を継続し、11月以降は官民合同プロジェクトチーム「シブヤドローンチーム FLYING Bee」として、両者の職員・従業員によるドローン飛行訓練も計画している。
渋谷防災キャラバンでは、中々触れる機会のないドローンの操作・カメラや音声機能の体験ができるとしている。
渋谷防災キャラバン 今後の開催予定
第2回 6月30日(日) 大向地区(松濤中学校) 第3回 11月9日(土) 神宮前地区(原宿外苑中学校) 第4回 11月16日(土) 上原地区(上原小学校) 第5回 11月23日(土) 恵比寿地区(猿楽小学校)
渋谷区総合訓練「渋谷防災キャラバン」
地域で防災活動を続けてきた自主防災組織と渋谷区が共に実施する誰でも気軽に楽しく参加できる体験型の防災訓練だ。令和6年度は、笹塚地区、大向地区、神宮前地区、上原地区、恵比寿地区と5地区での開催が予定されている。
シブヤドローンチーム「FLYING Bee」
渋谷区と東急不動産の職員・従業員で構成する、災害用ドローンの導入・活用に向けた官民合同プロジェクトとして、シブヤの空から(“FLYING”)の地域防災力向上をドローン(語源である蜂“Bee”)の活用を通じ考えるチームだ。
東急不動産