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町田に「自転車」浸透なるか レガシーロード 国指定に

タウンニュース

サイクリストが集まる尾根幹線道路

町田市を含む多摩地域の8市が4月以降、一体となりサイクルツーリズムを進めていく。東京五輪の自転車競技(ロード)のコースを基にする「東京多摩2020レガシーロード」が国土交通省の自転車推進事業におけるモデルルートに指定されたことを受けたことによるもので、自転車を通じた地域間の交流や観光地域づくりが始まる。

調布市から、町田と相模原両市の境までの全長約38キロに及ぶレガシーロード。昨年、全国有数のサイクリングコースが並ぶ国交省が進めるサイクルツーリズムの推進モデルルート(「GOODCYCLEJAPAN」)に指定され、関わる8市(町田・八王子・三鷹・府中・調布・小金井・多摩・稲城)は合同記者会見を開催。一体となって、自転車を通じた地域間の交流や観光地域づくりを行っていくことなどを発表した。

取り組みの事務局を務める稲城市の担当者は「会議を今月開催し、本格的に活動をスタートさせる2025年度以降の具体的な取り組みについて考えていく予定。現状は各市、目指すところが異なっている。どのように連携していくのか話していきたい」とする。

町田市に自転車文化は浸透していくのか――。原町田の自転車ショップ「たかだフレンド」の担当者は町田市内の自転車利用者を増やすためには、細い道が多い現状に対して、「道路の整備が必要と思う」と話す。本格的なロードバイクに乗る市内に住むサイクリストは安全面を考慮して町田街道から多摩、稲城両市などにつながる「南多摩尾根幹線道路」などへ向かうことが多いといい、「普段使い」として自転車を使用する人たちにとっても道幅を広くするなど、整備を進めていくことが自転車活用の浸透につながるのではないかとする。

一方、街のPRにあたる町田市観光コンベンション協会の亀田文生事務局長は「自転車人気は高く、しかけをつくれば、他市との交流を見込める。取り組みを歓迎したい」と笑顔をみせている。

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