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8/15公開/映画『雪風YUKIKAZE』舞台挨拶/竹野内豊さんと玉木宏さんが札幌へ!

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8/15公開/映画『雪風YUKIKAZE』舞台挨拶/竹野内豊さんと玉木宏さんが札幌へ!

全国6都市をめぐる舞台挨拶、ついに最終地点である札幌へ!

2025年8月15日の公開を控えた映画『雪風 YUKIKAZE』の先行上映会が札幌で開催され、主演の竹野内豊さん(駆逐艦雪風艦長・寺澤一利役)と玉木宏さん(雪風の先任伍長・早瀬幸平役)が登壇。

広島、福岡、名古屋、大阪、仙台を経て、最終地点となった札幌での舞台挨拶では、約300人のファンが札幌シネマフロンティアに集まりました!

札幌の魅力について話題が及ぶと、竹野内さんは
「もう北海道はとにかく、ごはんが美味しいですよね。何を食べても本当に美味しいです。海の幸はもちろんのこと、ラーメンも、野菜も」
と語り、会場はうなずきと共感の笑いに包まれました。

続いて玉木さんは、撮影で札幌に訪れる機会が多いことを明かし、
「直近では4月に来たんですけど、その時はジビエ系の料理を楽しみました。ジンギスカンはもちろん、熊やエゾシカの肉も本当に美味しかったです。
それから、北海道の知り合いのお店の方が今日、僕と入れ違いでトウモロコシを家に送ってくださったとのことで……帰ったら食べようと思っています」
とエピソードを披露し、観客の笑いを誘いました。

どのような思いで役を演じましたか?

竹野内さん

「一言で申し上げるのは難しいんですけれども、戦争を私自身が体験していませんし、自国を守る、最前線に出て戦う駆逐艦の艦長たる重責というのは本当に想像を絶するものでして。

撮影に入る前に、資料とか映像等を見てもなかなか確かなる情報が得られなかったんですけれども、とにかく今回脇を固めてくださる役者さんたちが本当に実力者揃いでした。

皆さんがそれぞれに信念を持って役に入り込んでいる姿を見てとても刺激になりましたし、気づいてみたら皆さんに支えられながら、自分を艦長にしていただけたというような感じでした」。

玉木さん

「戦争映画というのはたくさん作られてきたと思うんですが、今年はその戦後80年というタイミングで、その節目に何かを考えるというのは、すごく大事なことだなと思っています。

この作品が今作られる意味というのは、キャッチコピーにもなっています「生きて帰る 生きて還す」という、非常に前向きな生きる強さだと思います。

日本は災害大国なので、戦争だけではなくて、いつ何が起こっても、生き抜く強さを持っていてほしいという、そういうメッセージが届くような作品にもなっていると思います」。

  

初共演となったお二人、お互いの印象は?

竹野内さんは、撮影中は役柄的に多く言葉を交わさなかったものの「玉木さんは頼れる兄貴のような存在感があって、若いキャストにも懐深く接していた。”先任伍長感”がにじみ出ていた」と称賛。

玉木さんは、「竹野内さんは印象通り穏やかで、そういう穏やかな空気感を作ってくれたからこそ、シリアスな作品にも落ち着いて臨めた」と感謝を述べました。

会場は、互いをリスペクトし合う温かいやりとりにほっこりとした雰囲気に!

終戦80年という年に公開される今作。最後にメッセージを!

玉木さん

「この作品の中で僕たちが演じたその懸命に生きる人たちを通して、きっと、見終わった後にしっかり生きようとか、待ってる人のところに帰ろうとか、きっとどこか優しい気持ちが伝わるような作品になっていると思います。

ただ、本当に史実を描いただけではなくて、ここにはちゃんとヒューマンドラマが詰まっていますので、そういう思いで最後まで見届けていただけたら幸いです」。

 

竹野内さん

「私たちは戦争を実際に体験してきた方々から、直接話を当時の話を伺えることが、徐々になくなってきてしまっていて。

一生涯をかけて命の尊さを、平和を願って伝え続けてくださった方々から、今度は私たちがバトンを受け取る、そのような時期に差しかかっているのではないかなと思います。

歴史を知識として勉強をしても、なかなか実感できないことも多いと思うんですけれども、当時を生きた人の心情を、映画で皆さんと一緒に体感することによって、その情景がよりあの深く皆さんの記憶の中に残せるのではないかなと。

そこに、この本作の大きな意味が込められていると願っております」。

(C)2025 Yukikaze Partners.

2025年8月15日(金)公開!
映画『雪風 YUKIKAZE』

監督:山田敏久
出演:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、藤本隆宏、三浦誠己、山内圭哉、川口貴弘、中林大樹、田中美央、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一

 

【北海道内の上映劇場】

札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、TOHOシネマズ すすきの、イオンシネマ江別、イオンシネマ小樽、新千歳空港シアター、イオンシネマ旭川駅前、シネプレックス旭川、ディノスシネマズ苫小牧、ディノスシネマズ室蘭、イオンシネマ北見、イオンシネマ釧路

 

2025年製作/120分/G/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

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