老舗のフルーツサロン出身の店主が作る「幻の黒いちじく」を使ったパフェを実食 神戸市
JR神戸駅の近くにある『フルーツ工房にこ』(神戸市中央区)で、元町の老舗フルーツサロン出身の店主が作る“旬の国産フルーツ”をふんだんに使ったパフェを味わってきました。
神戸駅から徒歩約5分の『シェアキッチンSIMASIMA』で土日に不定期で営業されているお店で、営業日の詳細は公式Instagramで確認できます。
フルーツに囲まれた店主の愛犬が描かれた可愛い看板が目印です。
木製の家具が並ぶ店内は大人がゆったりくつろげる隠れ家のような空間。
さっそくお目当てだった「2種のいちじくパフェ」と純国産アールグレイの紅茶をいただくことにしました。
グラスからあふれんばかりのいちじくの山に心が躍ります♪
パフェにはドーフィンと石川県産の黒蜜姫という2種類のいちじくが使用されています。味わいの異なるいちじくを食べ比べできるのも嬉しいポイントですね。
「ドーフィン」はいちじくの中でも生産量が多いお馴染みの品種なのだそう。
爽やかな甘味となめらかな食感が口の中でとろけます♡
石川県産の「黒蜜姫」は“黒いダイヤ”とも呼ばれる、全国的にも珍しい幻のいちじくです。内部の蜜が染み出し皮に艶が出始めるのが食べ頃のサインなのだとか。
赤い見た目が宝石のように艶やかで美しく、皮のプリッとした食感、柔らかい果肉から広がる豊潤な甘味がたまりません♡
食べ進めると、ミルクジェラートとフレッシュな生クリームが登場。ミルクジェラートは王子公園の『ジェラテリアモンクション』のジェラートを使用していて、フルーツの美味しさをひき立ててくれる優しい甘さです。
アールグレイの紅茶のゼリーはふるふる、トロンとした食感で、茶葉の深いコクとミクルジェラートの相性は抜群です。
もちろん紅茶からも、ベルガモットの華やかな香りとスッキリした味わいをストレートに堪能することができます。
店内では季節のフルーツを使用したジャムが、数十種類販売されています。お店のお客さんは、スプーンに乗せてそのままフルーツの美味しいさを味わう方が多いんだそうです。
今の時期お店には、ぶどうや梨、メロンを使ったサンドイッチやスムージーなどがメニューに並びます。常にその時一番美味しいフルーツを仕入れることを大切にされているため、開店日の前日までお店に出すメニューは決まらないんだそうです。
フルーツ好きな常連さんの中には毎月新作を楽しみに来られる方も多いとのこと。自分へのご褒美やお友達とのお茶の時間などお客さんの楽しみ方は様々です。
今回いただいた2種のいちじくパフェは仕入れ状況によりますが、10月中は提供される予定です。旬のフルーツの美味しさを存分にに楽しめる『フルーツ工房にこ』。“次はどんなフルーツに出会えるかな”と期待に胸が膨らむ素敵なお店に出会えました。
場所
フルーツ工房にこ
(神戸市中央区相生町4丁目5-3)