20世紀を代表するアーティスト・カップルの創作に迫る ― アーティゾン美術館で「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」
アーティゾン美術館「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」
20世紀前半に活躍したアーティスト・カップル、ゾフィー・トイバー=アルプ(1889–1943)とジャン・アルプ(1886–1966)を紹介する展覧会が、東京で開催される。
テキスタイル・デザイナーとしてキャリアをスタートさせたトイバー=アルプは、幾何学的形態を用いた構成を絵画や室内空間にまで広げた。一方、詩人としての側面を持つアルプは、偶然性を取り入れたコラージュやレリーフ、彫刻を制作。
展覧会は異なるアプローチを持ちながらも影響を与え合い、時には共同制作も行った二人の関係性に光を当てるもの。
ドイツやフランスのアルプ財団をはじめ、国外のコレクションから選ばれた計88点の作品を通じて、二人の創作活動の軌跡と、パートナーシップが生み出す芸術の可能性を探る。
「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」はアーティゾン美術館 6階展示室で、2025年3月1日(土)~6月1日(日)に開催。観覧料はウェブ予約チケットで一般 1,800 円など。
アーティゾン美術館「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」
アーティゾン美術館「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」
アーティゾン美術館「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」