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狭いリビングを広く明るく見せるコツ。75歳のバッグ作家がインテリアのこだわりを紹介

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狭いリビングを広く明るく見せるコツ。75歳のバッグ作家がインテリアのこだわりを紹介



「若く見えるより、元気に見えるほうが得だなって思う」と話すのは、umamibags(ウマミバッグ)クリエーターの江面 旨美さん。デザインし、縫製し、個展で販売する...という流れを75歳の現在までひとりで続けてきた彼女が、日々大切にしているのは「心が弾む」ことです。書籍『75歳、心が弾めば人生は楽しい』(KADOKAWA)には、彼女のさりげなくオシャレなファッションをはじめ、心の静穏をもたらすインテリア、自身の健康、家族、付き合いなど、ライフスタイルのすべてが詰まっています。そこにつづられた言葉から、年齢を重ねても心豊かに生きるヒントが得られるはずです。


※本記事は江面旨美著の書籍『75歳、心が弾めば人生は楽しい』から一部抜粋・編集しました。


明るく広く見せる白


わが家においでになった方は、空間の白さに驚かれるようです。確かに白いのです。壁も天井も、ソファーも棚もライトも、花瓶や絵画まで。白でないのは床とテーブルくらいでしょう。



引っ越し当時、この家は古くて殺風景でした。リフォームはしましたが、ベニヤ板の木造だから、私が理想とするようなコンクリート打ちっぱなしの陰影のある室内空間は、とても望めません。生活道具を置けば、さらに秩序がなくなって、汚くなるばかり。どうにかして清々しい空間に変えたくて始めたのが、「空間を白くする」ことだったのです。




汚れた壁や天井を白いペンキで塗り直すところからスタートし、白くないものはどんどん白くしていきました。木製の棚を白く塗り、収納ケースを白く塗り、カーテンの代わりに白い帆布をつるし、棚に並べた本まで白紙のカバーをかけました。今では、白じゃない部分を探すほうが難しいくらいかもしれません。




効果はテキメン。13〜14平方メートルほどの狭いリビングは、広く明るく変貌しました。快適なホワイトスペースの誕生です。

白いペンキは、実は私のバッグ作りにも使います。だから、常備してあります。もう暮らしの相棒なんです。

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