子どものイヤイヤをグッズで解消?!「自分でしたい」に応えるわが家の最強アイテム5選
元保育士、9歳と6歳の兄妹のママライターnicoaiです。子どもに関する知識を深めるため、カウンセラーやコーチング等の資格を取得! 「子育て学び広場にこあい」の運営を開始しました。オンラインでの子育て相談や講座開催を通して、ママと子どもの笑顔を増やしていきたいです。
子育て相談では、イヤイヤ期の対応についての悩みを聞くことが多くあります。そこで今回は、わが家で使っていたイヤイヤ期をラクに過ごせるアイテムをご紹介します。
脱ぐのも着るのも簡単な衣類で子どものイライラ予防
自我が芽生える2歳頃にやってくるイヤイヤ期。今まで親にしてもらっていたことも、自分でしようとする姿が増え成長を感じる反面…「うまくできない!」というもどかしさからぐずってしまうことが多いですよね。
わが家の子どもたちがイヤイヤ期だったころ、「自分でしたい!」という思いに応えるアイテムを用意することで、ぐずる場面が減ったと感じています。
毎日着用する衣類は、少し大きめでゆったりしたものを選んだり、ボタンのないデザインのもの、伸縮性のある生地のものを用意したりと、自分で着替えやすいようにしていました。また「この服がいい!」とこだわりもでてきたので、何枚かの衣類から子ども自身が選べるようにもしていました。
履きやすい靴ならお出かけにスムーズに出発できる
やっと着替えを終えて、「さあ公園へ行こう!」と出発しようとしたら、玄関で子どもがぐずりだすことが…。靴がスムーズに履けないことでイライラしてしまうのです。
そこで履きやすいスリッポンタイプの靴を用意。「かかとの部分を引っ張ると履けるよ」と一度教えてからは、自分で履けてとても嬉しそう。また、すぐに履ける長靴を気に入って履いている時期もありました。
動きが激しくなると、しっかり足首を固定してくれる靴の方が、安定感があっていいな…と感じて、手先指先の力がついてきたころ、面ファスナーの靴を用意しました。成長に合わせて本人の履きやすい靴を用意するのが、スムーズにお出かけするポイントだと感じています。
水道に手が届く便利グッズで自分のペースで手洗い
帰宅後の手洗いは、背の小さな子どもでも水道の水に手が届くアイテムが役立ちました。それまでは、水に手が届かなくても親がそばについて手に水をかけるようにアシストし、さっと手洗いを終えることができていました。でも、こだわりがでてくるイヤイヤ期に入ると、手洗いも自分1人でやりたがるように。
そうなると手洗いに時間がかかり、ずっとそばについて待つことが苦痛に感じるようになってしまいました。このアイテムがあれば、水に手が届き自分で洗い流すことができるので、そばについて待つ必要がありません。「まだ?そろそろ流そうよ!」とイライラすることがなくなり、私も子どもも気がラクでした。
すくいやすいお皿ならこぼさず自分で食べられる
食事の時間に用意したアイテムは「すくいやすいお皿」。離乳食のころから使っていたプラスチック製の小さなお皿だと、こぼしてしまうことが増えて、子ども自身もイライラ。癇癪をおこしながら「ママやって~!」ということがありました。
そこでわが家では、フチが高い陶器のお皿を購入。フチの高さが助けになり以前より上手にすくえるようになりました。お皿の重量感もすくいやすいポイントです。また、陶器のお皿は割れることがあることを説明したことで、以前より丁寧に扱うようになりました。そして、陶器でできたお皿は大人も使っていることに気づくと、「パパやママと一緒」と言って嬉しそうにしていました。
水で落とせるクレヨンなら自由にお絵描きさせられる
お家遊びの時間に用意したのが、「水でおとせるクレヨン」。こちらのクレヨンは床やテーブルに色がついてしまっても水拭きだけできれいにおとすことができます。
もし、普通のクレヨンやペンでお絵描きをさせていたら、「紙からはみ出さないでね」と声かけや見守りが必要になります。そうなると自分でしたい子どもにとっては鬱陶しさを感じてイライラしてしまいますよね。でも、はみ出してしまっても気軽に落とせるクレヨンであれば、余計な声かけをせずに自由にお絵描きをさせてあげられます。
わが家では、口出しせずのびのびお絵描きをさせて「ママー!見てー!」と子どもが見せて来た時には「わあ!すてきに描けたね!」とほめつつじっくり見るようにしていました。
イヤイヤ期には、「子どもの自分でしたい」気持ちをサポートするアイテムを用意することで、親子ともにイライラが軽減し笑顔の時間が増えたと感じています。思い通りにならない葛藤から癇癪をおこすことも多くなり親は大変ですが、成長するうえでとても大切な自我の芽生えの時期。今回紹介したアイテムを取り入れて、少しでもラクに楽しく過ごせるといいなと思います。
[nicoai*プロフィール]
2児のママ、保育や子育ての記事を執筆しながら、乳幼児子育てアドバイザーとして活動しています。オンラインでの子育て相談や講座は「子育て学び広場にこあい」のサイトからどうぞ♪ たくさんの親子の笑顔を増やしていけたら嬉しいです。
※この記事は個人の体験談です。記事に掲載の画像はイメージです。