京料理人の次代を担う新和食 ”だしいらず”でおいしい!涼レシピ「なすと鶏肉の焼きびたし」
鶏肉は、うまみの強い食材です。カリッと焼いて合わせ地に浸すと肉に味がしっかりつき、同時に合わせ地にもうまみが加わります。それを吸い込んだ野菜がしみじみおいしいです
なすと鶏肉の焼きびたし
【材料】(2~3人分)
なす 2コ, 鶏もも肉 1/2枚, 生しいたけ 3枚, 青ねぎ 1本, 合わせ地(水 カップ3, うす口しょうゆ 65ml, みりん 大さじ2, 砂糖 大さじ1+1/2), サラダ油
【つくり方】
1. なすはヘタを切り落として縦に2等分にし、皮側に斜めに5mm幅の切り目を入れて、長さを3等分に切る。しいたけは軸を除いて十文字に切る。青ねぎは4cm長さの斜め切りにする。鶏肉は食べやすく切る。
2. 鍋に【合わせ地】の材料を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止める。
3. フライパンにサラダ油適量を中火で熱し、鶏肉を全体に焼き色がつくまで焼く。8割方火を通したらフライパンの端に寄せ、あいた部分にしいたけと青ねぎを加える。しいたけがしんなりし、鶏肉に火が通るまで炒めて火を止め、【2】の【合わせ地】につけて、粗熱を取る。
4. 同じフライパンにサラダ油適量を弱めの中火で熱し、なすの切り口を下にして並べ入れる。焼き色がついたら上下を返し、皮が柔らかくなるまで焼く。【3】の【合わせ地】になすを加え、約20分間つける。