「給食あげパン」キッチンカーが曜日限定で(熊本電鉄)亀井駅近くに出現しています
昭和50年生まれの私は、給食にあげパンが出てきた記憶がない…。 いつから、あげパンが給食メニューになったのだろうか? 調べてみると
昭和27年(1952)ごろに東京都大田区の小学校の調理員が考案しました。当時は欠席した児童に栄養をつけてもらうために給食のパンを届けていましたが、 硬くなってしまうので、おいしく食べてもらうために油で揚げてさとうをまぶしたのが、 揚げパンのはじまりです。(学校給食センター)
あれ? そんな昔からあるんだ。 昔食べていた方々には懐かしく、食べたことない人には新しい食べ物(おやつ)として楽しめます。 そんなあげぱんを専門に販売しているキッチンカーが、曜日限定で亀井駅近くに出現してるので行ってきました。
地味な佇まい
県道37号線(熊本菊鹿線)沿いの熊本電鉄亀井駅の近く。 亀井商店街との交差点に
わりかし無造作に停まってる白いバン。 近づくと
「給食あげパン」と書いてあるピンク幕を垂らした車を発見できます。
恐る恐る近づきます。 手前の黒い建物が店舗かと思ったら倉庫でした。
メニューは ・給食あげパンきなこ・シナモン・きび砂糖・ガーリックの4種類 ・あげもち 流石に「あげもち」は給食に出てなかったな。
電車がギリギリ
「いらっしゃい!」 と元気よく迎えてくれたのは店主のホンダさん。
「こんにちは!私の家が近くて、ここ通るたびに気になってたんですよ」
「ありがたいねぇ。ここで12月からあげパン売り始めたんよ。1ヶ月って約束だったんだけどね…カンカンカンカン
「近くのルーテル学院の生徒達が、おっちゃん辞めないでっていうもんだか…
ガタンガタンガタン
「辞めらんなくなってね続けてるの。土日はイベントでここにはいないんだけど…
ガタンガタンプシュー
「ホンダさん!風がすげーよ!電車風が!」
「今は、水曜・木曜・金曜の3曜日だけキッチンカーで販売してるのよ…カンカンカンカンカンカン
「半分は電車の音で聞こえなかったけど、愛されてることはわかった!!」
「ありがたいよねぇ。んで、何食べる?」 あげもち と あげパンシナモン味 を注文しました。
腹一杯になるオヤツ
注文して5分ほど待つと
「はい、あげもち。」
揚げた細切れ餅に、きな粉と黒蜜がかかってる、甘い物好き垂涎の逸品!
揚げてあるから、外はパリパリ中は、餅だけにモチモチ!これ絶対出来立て食べてほしい。次々と口の中に入れてしまう… しかし!! 1パックを1人で食べると、腹一杯になるので注意。 時間が経って固くなったら、レンチンしてください。 そしてあげパン
ちょっと時間が経って、しなっちゃった…すみません!
太さは、人差し指の先から第二関節くらいまでの太さ(わかりにくっ) かぶりつくと、シナモンの香りがフワッと香り、あげパンならではのジューシーな食感の中に砂糖ときな粉の味が混ざり合って…多幸感を与えてくれます。 これをオヤツで差し入れたら、相当ポイント高いと思います。 時間が経ってても
中はフワフワのまんまでしたよ! 沿道を走る高校生達が 「おっちゃんこんにちは!!」 って大きな声でホンダさんに挨拶して通り過ぎるんです…最近の高校生も捨てたもんじゃないなぁと思いました。そして、愛されてるなぁと。
踏切のすぐ脇にあるので、車の方は十分に注意して行ってくださいね、事故多発箇所なので。 実は以前に2回取材させてもらってました、 1回目記事はコチラ2回目の記事はコチラ