茅原実里「本当に貴重な特別なコンサート」『billboard classics 茅原実里 Symphonic Concert “Harmony”』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
6月28日のゲストは茅原実里さん!
『billboard classics 茅原実里 Symphonic Concert “Harmony”』について伺いました。
まずbillboard classicsについて教えてもらいます。「ビルボードはチャート以外の事業もやられていて、その中のひとつ、billboard classicsっていうコンサートシリーズで大型の会場、たくさんのアーティストさんとオーケストラのコラボレーションを手掛けられてるんです。いろんなご縁が重なって、とても光栄なことだなって思いましたね」
billboard classicsには観客としても特別な思い出がありました。「私、玉置浩二さんが好きで、18の時に玉置浩二さんのソロアルバムの『あこがれ』をプレゼントしてもらって、玉置さんの音楽と歌声にハマってしまって。大人になってからファンクラブに入会したんです。billboard classicsの初回の玉置さんのコンサートも行ってるし!」
会場の河口湖ステラシアターは茅原さんの夢が形になった場所でした。「2009年からずっとライブをさせて頂いてる会場。歌手になりたいと高校生の頃に思って、その時から野外でライブやりたいっていう夢があって。私の夢をチームのスタッフたちが知ってたので、いろんな野外の会場を探している時に河口湖シラシアターが出てきて。本当に素敵な場所なんです。すり鉢で、しかも開閉式の屋根もついてるので、雨が降ってもちゃんとお客様も守ってくれるし。ステージに立つと背中に富士山が見えるんです。太陽が出てる時間にスタートして、日が沈んで星空で終わっていくんですけれども、ライブの最後は必ず打ち上げ花火が上がるという感じで、ファンのみなさん花火を見て…もう風物詩でございます」
茅原さんにとってもオーケストラとの共演は特別な瞬間のようです。「今までもオーケストラとやってきた経験はあるんですけど、バンドやドラムがいたり。今回は指揮者、弦楽器、管楽器、打楽器と総勢60名ぐらいのオーケストラ!しかもオーケストラとのコンサートって、リハーサルが1回とか2回とか。ドキドキしてます。毎日眠れないです」
コンサートのために作られたオーケストラアレンジ。茅原さんの感想を伺ってみると「いまのところ5曲ほど上がってきてるんですけれども、どの曲も原曲を大切にアレンジしてくださって、めちゃくちゃクオリティーが高くて、迫力あって素晴らしいんですよ。もう震えてます。デモの段階でこんなに素晴らしいのに、これが本番、生歌、生の音になるんだってなって思うと、本当に楽しみ」
どんなセットリストになっているんでしょうか?「クラシックをひとつのキーワードにして、セットリストを組み立てました。クラシックって西洋の芸術音楽っていう意味もありますけれども、時代を超えて評価されて長く残っていくっていう意味もあるので、アニソンのクラシックってなんだろうみたいなところにも着目して。みなさんにとってのアニソンのクラシックとは?茅原実里の楽曲のクラシックとはなんぞやっていうところで組み立てて、二週間ぐらい前に全部決まりました。ギリギリまで悩みました」
セットリストを決めるにあたってbillboard classicsのプロデューサーからこんなリクエストがあったそうです。「『Paradise Lost』を歌ってほしいって言われたんです。とってもカッコいい激しい曲なんですけど、オーケストラのコンサートなので、しっとり聞かせていった方がいいのかなっていうのを考えていたタイミング。激しい曲も歌って欲しいっていう気持ちを聞いたので、コンサートの構成も着席してもらって、しっとり聴いてもらう曲と、立ち上がって熱狂してもらう曲たちのコーナーを作ろうって。サイリウムもペンライトもOK!ドレスコードなし!コールもできちゃうかもしれない⁉」
「ふぁんも」でオーケストラアレンジの『雪、無音、窓辺にて。』を初解禁してくれた茅原実里さん。『billboard classics 茅原実里 Symphonic Concert “Harmony”』は茅原実里さんにとってどんなライブになるのでしょうか?
「日本を代表するアーティストさんを手掛けているbillboard classicsさんとご一緒できるって、もう本当に光栄なことだなと思っておりまして。アニソンってサブカルチャーの代名詞だと思うんですけれども、今回のコンサートは、サブカルチャーとメインカルチャーが重なり合って共鳴する。本当に貴重な特別なコンサートだと思っているので、アニソンというカルチャーの価値を来てくださったお客様と一緒に高められるような素敵なコンサートにしたいなと思っています」