キックボクシング 2階級制覇とMVP 蒼天塾の益田さん
アマチュアキックボクシング大会、テンペストがこのほどBIOTOPIAアリーナ(大井町)で開催され、小田原市栢山の総合格闘技道場「蒼天塾」に所属する益田想獅さん(文命中・2年)が55kg級で優勝した。昨年9月の50kg級に続き、2階級制覇を果たした。
パンチを中心に、素早い攻撃を繰り出すスタイルを得意とする益田さん。全国から猛者が集まった同大会でも、自身のスタイルを貫いた。
1試合目は体力戦を戦い抜いて判定勝ち、2試合目は開始早々にハイキックを決めてKO勝ち。決勝戦の相手は中学3年生で、大きい体から繰り出される攻撃を数発受けるも、2―1の判定で競り勝った。益田さんは、全階級の優勝者約30人の中からMVPにも選ばれ、「実力を出し切った」と振り返った。