三浦半島建物改修工事業協会 地域防災を下支え
建設事業26社で構成する「三浦半島建物改修工事業協会」(MBRA)は5月20日、若松町のセントラルホテルで通常総会を開催した。
同会は岡田成煥代表理事(富士防)=写真=の発案で2020年6月に発足。会員の相互連携で建物改修工事の技術力向上や地域貢献に取り組んできた。
重点事業として、横須賀・鎌倉・逗子・三浦・葉山の4市1町と地震や風水害の際に防災拠点となる建物改修応急措置に関する防災協定を締結。この日の総会で挨拶した岡田代表理事は「三浦半島の防災活動を下支えする基盤を構築することができた」と報告した。このほかに横須賀市の要請に基づき、被災時に一般住宅の破損瓦屋根の応急処置に使用するブルーシート展張作業の講習会の実施や作業用消耗品備蓄の依頼要請に取り組んできたことなどを伝えた。今秋には、横須賀市の総合防災訓練に展示参加する意向も示した。